ドイツ・4号突撃砲 その7 足まわりの汚しと組立て
2011年4月4日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車4号突撃砲
車体下部の汚し
車体を組み立てていく前に足回りを先に完成させます。いままでの経験で、足回りを組み立てるために車体をひっくり返したりしているときにシュルツェン・ステーを壊したりした経験がありますからね。危ない作業は先に済ませておきます。
4号戦車系は転輪が小さいので車体の側面が丸見えになり、汚れがよく見えます。ところがいくらよく見えると言っても転輪や履帯をはめた状態では作業がしにくいので、先に汚しだけをしておきます。汚しに使ったのはタミヤのテクスチャーペイントです。この中にはざらざらの砂が練り込まれているので、乾くとこびりついた泥汚れとなってくれます。お手軽でいいですよ。
履帯は前から後ろに流れ、車体の後端で上に巻き上げられます。そのときに泥を巻き上げるので車体の後ろほどたくさん汚してみました。また奥まった箇所には泥も詰まるんじゃないかと思い、竹串の先にテクスチャーペイントを付けて、奥に押し込んでおきました。
テクスチャーペイントを塗った上からエアブラシでフラットアースを吹き付けます。テクスチャーペイントではできなかったようなグラデーションを付けることで境目の不自然さをなくそうという企みですが・・・まぁ、こんなもんでしょう(汗)。
ホイールも同じフラットアースをほんのりと吹き付けて汚しておきます。この作業は転輪のゴム部分の塗り分けを終えてからします。そうしないとゴム部分だけキレイなままになってしまいますからね。ただしフラットアースを吹き付ける際に転輪と履帯が擦れる部分にはあまり吹きかけないように注意しました。
起動輪の歯の部分には銀ブラシをしておきます。擦れて塗料がはげた感じにするのですが、実際の戦車ではどうなんでしょうね。最近少し疑問に感じています。
汚しが完了した足回りを組み付けます。履帯は転輪に接着しなければいけないのでピグメントの汚しはまだしていません。これは接着が固まってからです。
履帯の垂れを再現するために上部転輪や起動輪、誘導輪に接着剤を塗ってティッシュを詰め込んで形を固定します。DSスチレンの履帯は多少ゴムのように伸びるので、ティッシュを詰め込むと変形します。ティッシュを取り除いた後、縮んで戻るかもしれないと考え、多少大げさ気味に波打たせてみました。
(全作品完成まで あと96)
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