試作重戦車VK.45.02(P)H その2 組立て完了
2011年4月20日
Category : AFV ドイツTags : ケーニヒスティーガー
ここからはただひたすら組み立てですね。ドラゴンの説明書は間違っていることも多いので要注意です。とくに砲の組み立ては重要な部分が抜けているので、こちらを参考にして組み立てます。
何ヶ所かキットのままでなく簡単なディテールアップをしてみました。その部分を中心に解説します。
これらは溶接痕の追加ですね。V型の時はツィンメリット・コーティングをしたので、溶接痕の追加はほとんど必要なかったのですが、今回は少し派手めに追加しておきました。
また、装甲板の表面には接着剤で荒らして圧延鋼板のテクスチャを付けてありますし、ボールマウント機銃には鋳造肌を付けてあります。鋳造肌は溶きパテを堅めの筆でたたきつけるように塗りつけ、乾いたら軽くペーパーをかけて作ります。同じ荒れた鉄の表面でも、鋳造肌はツブツブが出ているのに対し、圧延鋼板の荒れは傷が刻まれているイメージですから、表現の仕方が異なります。
牽引ロープは24cmの長さに切るように指示がありますが、キットに付属のワイヤーでは左右の分が取れません。しかし丁度半分に切って使うと24cmには届かないものの、ちゃんと納めることが出来ました。
牽引ロープの留め具には蝶ねじがつくので、ドラゴンのキットのランナーにオマケとしてモールドされていた蝶ねじを貼り付けておきました。OVMの留め具は付属のエッチングパーツを使ったのですが、可動式ではありません。
換気扇の蓋にも周囲に蝶ねじを取り付けてあります。砲塔右前端にある直接照準用の棒はキットに付属のステンレス棒を曲げて使いました。
装填手用のハッチはそのステンレス棒を差し込んで可動式にしてあります。別にピットマルチでもいいのですが、今回は受け側が砲塔天板とは別パーツになっていたので、加工がやりやすかったのでやってみました。
ジャッキのハンドルは留め具がモールドされたタイプだったのですが、他のOVMの留め具と整合性が無いので、プラ棒とエッチングパーツの留め具で作り直しました。
シャックルはキットに入っていた物をそのまま使用。留め具はプラ棒とプラ板、蝶ねじで自作です。
車間表示灯はキット付属の物を適当な位置に接着しました。その他消火器が余ってましたので、フェンダーの上に接着しておきました。
(全作品完成まで あと95)
この記事は i-modellers第2号に掲載された記事 を再編集したものです。
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