ドイツ・2号戦車F型(1/24) その5 スミ入れとストリーキング
2011年5月18日
半光沢クリアでオーバーコート
静岡ホビーショーでミグ氏の塗装実演をかぶりつきで見学してきたので、さっそくやってみます。早くしないと忘れちゃいますからね。本当はすぐにでもしたかったのですが、なにしろ題材となるキットが無いことにはなんともなりません。うまい具合に基本塗装まで完了した本作品があったのがラッキーでした。
まずは半光沢でオーバーコートし、塗装面を保護すると同時に墨入れのエナメルやフィルタリングの油彩がにじまないようにします。
最近私もi-modellersのライターの皆さんの影響で缶スプレーを使うようになりました。早くて楽ちんでいいですね。
ウオッシング
ミグ氏はAKインターラクティブのエナメル系の墨入れ塗料を使っていましたが、私は持ち合わせが無いので(静岡で買う機会はあったのですが、ひとそろえ買おうと思っているお店がまもなくオープンするのでそれまで待とうと思っています。)いつものウナギのタレウオッシング用に調合してあるエナメル塗料をそのまま使いました。丁度いいくらいの濃さですね。
ミグ氏と同じようにわりと無造作に塗料を置いていきました。1/24とサイズが大きいことも有り、そりゃもうリラックスして作業できました。少々リラックスしすぎの所もありますが、それでも大丈夫だそうです・・・ホントカ?
塗った塗料は一度ちゃんと乾かします。そして溶剤を染ませた平筆を使って拭き取ったりぼかしたりしたのがこちらです。
仕上がりの調子はいつものウナギのタレウオッシングとよく似ていますが、使った塗料の量が違います。ずいぶん少なくて済みます。また、綿棒は一切使わないので、非常に経済的です♪
もし拭き取り過ぎて墨がなくなってしまったら、また最初からやれば大丈夫ですから安心ですね。
ストリーキング
続いて雨だれを入れます。長さや太さをランダムに雨だれがつきそうな箇所に線を入れていきます。かなりいい加減でもいいらしいので、車輌全体に入れるのにわずか数分で終えました。緊張感のかけらもありません・・・いえね、ミグ氏がそうしろと言ったんですよ・・・ホントです。
そしてこちらもちゃんと乾かします。乾かないまま拭き取ろうとすると、簡単に全部取れちゃって元の木阿弥だそうです。そりゃそうですよね。
さてこちらも平筆で拭き取っていきます。先ほどの墨入れよりはチョイと残し気味ですよね。
いつも私は面相筆かフィルバートコムという特殊な筆でストリーク(雨だれ)を入れているのですが、この方法のほうが簡単で確実です。いや~、良い方法を教えていただきました。
次はフィルタリングですが、その前に一度しっかりと乾燥させるために一晩おくことにします。ミグ氏はそのまま連続で作業をされていましたが、さすがにその度胸はありません(笑)。
(全作品完成まで あと102)
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