ドイツ・2号戦車B型 その10 ウエザリングと足まわりの組立て
2011年6月14日
フィルタリングとドライブラシ
ストリーキングが終わった段階で一度半ツヤのクリアで保護します。そしてそのラッカークリアが十分に乾いたら(って、AFV模型の要求レベルならすぐ乾きますけどね)、油彩の明るいグレーを使ってフィルタリングをします。エアブラシで行ったカラーモジュレーションをさらに強調していきます。また、次に影色として青を置いてさらに立体感を強調します。ターレットリングの外側にある跳弾用のブロックは外側と内側で色を変えてあるんですよ。
特に出っ張ったエッジにはハイライトを入れるのですが、これを筆で描き入れるのはかなりの技術が必要となります。そこで私はこの部分はドライブラシを併用しました。あまりきつくならないようにします。すでに陰影が入っていますから、ドライブラシはホンのちょっぴり2段階だけの追加で十分でした。
車体の泥汚れ
車体の泥汚れを付けます。いつものミリタリーピグメントです。アクリル溶剤で溶いて塗りつけ、あとはこすったり溶剤でぼかしたり、また粉をまいたり、またぼかしたり・・・と飽きるまで繰り返します。
ピグメントの色は最近のマイブームで以前よりかなり白っぽくなっています。
履帯も泥汚れを付けておきます。地面と擦れる部分は銀色(エナメルのチタンシルバー)をメモ用紙に塗りつけて凸部にこすりつけます。チタンシルバーを使うのはあまりぎらぎらした銀色にしたくないからです。別に2号戦車の履帯がチタン製(なんと贅沢な!!)だったというわけじゃありません。
履帯を車体にはめます。履帯の向きを間違えないようにしなくてはいけません。
皆さんのご協力により、2号戦車の履帯の連結ピンは車体側から外側に向かって打たれていることが判明しましたから、突起が出る方を外に向ければ大丈夫ですよね。
明日には仕上げをして完成ですね。これを仕上げてからYZRに戻ることにしましょう。そろそろi-modellers4号のシャーマン戦車も作らないといけませんね。毎日毎日よく飽きないもんですね。我ながら感心してしまいます(^_^;)
(全作品完成まで あと97)
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