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M4A3シャーマン 105mm榴弾砲搭載型 その6 フィギュアの塗装

Category : AFV フィギュア アメリカ

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 249-6


顔の塗装

M4A3シャーマン 105mm榴弾砲搭載型

ラッカーで下塗り

最初に顔を塗装します。まずはラッカー系塗料を使ってエアブラシで下塗りです。私がメインに使うアメリカーナは扱いやすいのですが塗膜が弱くすぐにはげちゃうので、保険の意味で下塗りをしておきます。

顔を肌色で塗るのですが、少々はみ出ても大丈夫です。手も肌色で塗ったのですが、よく考えたら冬のアルデンヌです、当然手袋をしていますよね。物資豊富な米軍ですからね。

M4A3シャーマン 105mm榴弾砲搭載型

影を入れる

続いてアメリカーナの肌色(フレッシュ・トーン)で全体を塗ります。アメリカーナは隠蔽力が強いのですが水性なのでプラの表面ではじきます。幸い乾燥が早いので2~3度塗り重ねればきっちりと塗装できます。

さらに影色のバーントシェンナを薄く溶いたものを凹部に流すように塗ります。顔のほぼ7~8割くらいは塗ってしまいますから、顔が真っ赤になります。
そしてもう一度肌色で境界をなじませるのですが、今度はかなり薄めに溶いてグラデーションになるように何度も何度も塗り重ねます。肌色とバーントシェンナを混ぜた色なんかも使ったりします。

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焦げ茶色で影を入れる

バーントシェンナはどれだけ塗り重ねても赤茶色にしかなりませんから、さらに濃い影色として焦げ茶色(アスファルタム)を影になる部分にだけ入れます。こちらも中間の色などを作ってなじませます。

アメリカーナ トールペイント用水性アクリル塗料

アメリカーナ トールペイント用水性アクリル塗料

アメリカーナは油彩やエナメルのように後から溶剤でなじませるブレンディングという作業ができません。ファレフォなどと同じように薄めた塗料を何度も塗り重ねることでグラデーションを作ります。キレイなグラデーションにはなりませんが、実用上は十分かと思いますよ。

眼を描きます。1/35で眼を描くのはなかなか大変で、私くらいの技術ではうまくいかないことも多いのですが、それでも白目をかき続けるのは、白目と黒目があって初めて豊かな表情が出せると思うからです。それでも真ん中の兵士は眼を細めているので、目玉はかいていません。

服の塗装

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服・装備品の塗装

顔が塗れたら同じように服を塗ります。アメリカーナは色数も豊富なのですが、私が通うカインズホームには残念ながらカーキやオリーブなどの連合軍のユニフォームに合う色があまりありません。どうしても鮮やか過ぎちゃうんですね。結局いつも調色しています。

M4A3シャーマン 105mm榴弾砲搭載型

ラッカーのつや消しクリアで保護

服や装備品が塗れたら一度つや消しクリアでオーバーコートします。これで塗膜がある程度保護されます。

ウエットパレット

アメリカーナの必須アイテム ウエットパレット

アメリカーナの必須アイテム ウエットパレット

アメリカーナのようなトールペイント用の水性アクリル塗料は非常に乾燥が早く、しかも一度乾いたら今度は水では絶対に溶けません(ラッカー溶剤には良く溶けます)。そこで調色をする場合はこのようなウエットパレットを使います。

下に水をたっぷり浸ませたスポンジを敷き、その上に耐水性の紙(たぶんプラスチックかな?)を乗せてあります。この紙が十分に水を吸っていれば塗料はほとんど乾きません。アメリカーナには必須のアイテムですね。

塗料は何日(何週間)でも保管できますが、この季節はカビが生えます。そこで私はウエットパレットを冷蔵庫で保管しています。

M4A3シャーマン 105mm榴弾砲搭載型M4A3シャーマン 105mm榴弾砲搭載型

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全身がつや消しになってしまっているので、顔とかヘルメットなどの金属部分を半ツヤにします。半ツヤクリアは筆塗りするためタミヤのアクリルのクリアにフラットベースを10~20%くらい混ぜて水性のアクリル塗料を作ります。よく使うので作り置きしてあるのですが、そのため混合比率を失念してしまっています。すみません。

銃の金属部分はこの段階で塗装します。塗装にはメタルカラーのダークアイアンを使い、綿棒でこすって金属光沢を出しています。この作業があるためクリア吹きの後からしか塗装できません。

双眼鏡のレンズも忘れずにツヤ有りクリアを塗ってガラスらしくしておきましょう。

(全作品完成まで あと100)

この記事は i-modellers 第4号に掲載された記事 を再編集したものです。

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