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イギリス・SAS4×4デザート・レイダー その2 完成!!

Category : 完成 AFV イギリス

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 256-2

塗装

SAS4×4デザート・レイダー

サフ吹き

金属パーツがたくさん付いているので、まずはサフ吹きです。でもよくみるとサフを吹いていないパーツがたくさんあることがわかりますよね。ツヤが違いますからね。
サイバーホビー(ドラゴン)の成型色はクレオスのサフと色がよく似ているので、必要のない箇所は吹きません。エコですね。

SAS4×4デザート・レイダー

影吹き

次に影色を吹きます。影になりそうな箇所に吹くのですが、いつも真っ黒です。

SAS4×4デザート・レイダー

基本塗装

基本塗装はダークイエロー一色です。小型の車両ですし、砂漠ということもあっていつもよりも白目にしようかと思ったのですが、ウエザリングで白っぽい砂で汚すことにしたので、いつもどおりのメイドの自家製ダークイエローを使用しました。

影色がうっすらと残るように吹いています。決して塗料をけちっているわけじゃありません。エコです(爆)。

エンジンはメタルカラーのステンレスで塗ってます。この色、ステンレスという感じじゃないですよね。ちょいと明るめのアイアンってとこなので、結構無垢の金属部分に使ったりします。

仕上げ

SAS4×4デザート・レイダー

細部の塗分けと組立て

細部を塗り分けました。レビュー記事ですから、詳細は省略です。えっ、手抜きじゃないですよ。エコです(+_+)\バキッ!

SAS4×4デザート・レイダー

エンジン

エンジンはこんな感じです。あまり真面目に塗り分けていません・・・というか、実は適当に塗り分けただけで裏をとっていませんので、良い子は真似しないようにしてくださいね(笑)。

SAS4×4デザート・レイダー

ダッシュボード

ダッシュボードにはメーターのデカールが付いてくるので精密感バッチリです。実は2台分入っているので、失敗しても大丈夫です。でもサイバーホビーのデカールはカルトグラフなので失敗は殆どありません。

国産メーカーにはもっと頑張ってもらいたいですね。中国製品に価格で負けるのは仕方がないとしても、品質で負けるのはやっぱり日本人として嫌です。たとえカルトグラフがイタリア製でも、中国製品に当たり前のように採用されているわけですから、日本製品だってそれ以上のものを持ってもらいたいと思いませんか?

完成!!

イギリス・SAS4×4デザート・レイダー 1/35 サイバーホビー

イギリス・SAS4×4デザート・レイダー 1/35 サイバーホビー

墨入れ、ウオッシング、ドライブラシを行いました。小さいのでフィルタリングは無しです。

最後はMIGピグメントのガルフ・ウォー・サンドで汚しました。湾岸戦争用ですからクエートとかの砂漠の色なのですが、サハラ砂漠だった似たようなもんでしょう(ナノカ?)。実は北アフリカには北アフリカ用のもっと赤い色があるのですが、それは海に近い地方の土の色でして、やはりサハラ砂漠はこの砂色でしょう。なにしろ一色だけ使うだけですから簡単です・・・あっ、違ったエコです(笑)。

これにて イギリス・SAS4×4ダッシュボードもデカールが用意されているので精密感バッチリですよね。デザート・レイダー の完成です。40年ぶり近いSASジープということでその進化は素晴らしいものです。でもこの車両、フィギュアがいないとつまらないですね。ここにターバン姿のクルー2名とどっさり積まれた食料や弾薬などの荷物があるといよいよSASって感じになります。今回はこれで完成としますが、いつかフィギュアや荷物を追加したいと思います。

さすがに21世紀の製品です、脱出用のサンドチャネルはエッチングパーツで用意されていました。補給を受けられない砂の海を何百キロも旅して敵の後方に回りこむ特殊部隊です。燃料と水はどっさりと搭載しています。二人乗りのジープにこれだけの武装です。小さいけれど侮れませんよ。砂漠を走る車両ということで汚しは砂の色(ガルフ・ウォー・サンド一色です。ヘッドライトのレンズ砂で汚すのですが、その下はちゃんとクリアパーツが用意されています。さすがにサイバーホビーはサービス精神満点ですよね。まるで見えなくなるエンジンもここまで再現されています。とりあえずボンネットは接着せずに置きました。

(全作品完成まで あと97)

この記事は i-modellers 第4号に掲載された記事 を再編集したものです。

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