アメリカンラフランス・イーグル消防ポンプ車 Op.259 制作開始

アメリカンラフランス・イーグル消防ポンプ車　Op.259　制作開始

2011年10月31日

Scale : 1/25 Maker : トランペッター Post : 259-1

アメリカンラフランス・イーグル消防ポンプ車　1/25　トランペッター

アメリカの消防車/救急車メーカーのアメリカン・ラ・フランス車の消防ポンプ車のイーグルがトランペッターから発売になっています。1/25とはいえ、アメリカンサイズの消防車ですからそのサイズはかなりビッグで、価格も8000円を超えるというやっぱりビッグなスケールです。そのためあまり売られているところを見たことが無く、実はこのようなキットが出ていることも私は知りませんでした。今年の春にこのキットがいただけることになって、喜んでもらっちゃったというわけです。

1/25というとなんだか変則的なスケールの様な気がしますが、なんでもアメリカでは普通らしく、トラペもアメリカ市場を狙った商品ってことなんでしょうかね。

実は私は働く自動車の模型も好きで(全然持ってませんが・・・・)興味津々なんですが、残念ながら日本ではあまりキット化されていないだけでなく、売られてもいません。トラックのキットなんかも少しはあるのですが、みんなデコトラです。私は普通の運送会社やメーカーのトラックが欲しいんですけどね。クロネコヤマトや佐川急便なんて欲しくありませんか?

それ以外にも消防車や救急車、建設機械なんかもいいですね。ロゴなんかは権利の問題もあるでしょうが、結構運送会社なんかも宣伝になったりするのでいいかもしれませんよね。

トラペのこのシリーズも古いアメ車のスポーツカーが中心みたいで、働く車はあまりありません。ちと残念ではあります。

まぁ、欲張ってみてもあれもこれも作ることはできませんから、とりあえずは目の前の在庫を作り倒すだけです。巨大な消防ポンプ車を頑張って作りましょう。

シャーシの組み立て

シャーシの組立て

日本では消防車は真っ赤ですが、アメリカでは赤白のツートンなんですね。日本でこのカラーリングをするとおめでたいみたいに見えてひんしゅくを買います(?)。トラペは塗装の発色を考えて成形色を真っ白にしました。おかげで写真を撮るのが大変です。

このシャーシ、なんと長さが32cmもあります。デカイでしょ。写真の向かって左側が前です。エンジンのオイルパンが見えます。一番後ろにあるのは燃料タンクですね。

車体の裏側までかなりしっかりと再現されてはいるのですが、なぜか前輪の操舵機構がありません。ハンドルが切れないなんてことはあり得ないので(笑)、ガッツリ省略されているのですが、こんな省略ちょっとあり得ませんよね。

パーツの合いはイマイチ

噂では(?)トラペには素晴らしい製品を作るAチームとちょっと○○○なBチームが存在すると言われていますが、このキットはどうやらBチームみたいです。

例のステアリングの省略もですが、パーツには大きな合わせ目の隙間ができますし、パーティングラインにはそこら中に段差ができています。ちょっと困りものですね。

これは放水用のポンプですが、もう隙間だらけです。

排気管

排気管はこのくらいのサイズになると貼り合わせになるのですが、なんとマフラー部分以外は1パーツです。おかげで排気管の口は開口しておらず、ここはバードリルで穴を開けました。さらにパーティングラインがひどく、丸く仕上げるのは至難の業です。

中空のタイヤ

タイヤです。後輪は重量がかかるのでダブルになっています。

手前にある小さなドーナツはタイヤの中に入れるスポンジです。プラモのタイヤにはチューブが入っていませんから、へこまないように堅めのスポンジを入れるようになっています。さすがビッグスケールですね。

仮り組み

仮組みしてみました。シャーシの組み立てはほぼ完了です。シャーシの塗装色は真っ黒でボディの紅白とは対照的です。後からまとめて塗る訳じゃ無いので、ここは塗りながら進めることにします。

細かな塗装指示も無いのですが、資料も無くどうしていいのか分からないので、真っ黒に塗ってしまうことにします。どうせ裏側であまり見えませんからね。

(全作品完成まであと96)

プラモ日記