ジオン公国・MSM-07量産型ズゴック その5 完成!!
2011年11月15日
Category : 完成 キャラクターTags : ガンダム
デカール貼り
デカールを貼ります。キットに付属しているのはこすって転写する転写シールと普通のノリの付いたシールです。
ノリ付きシールは表面がつや消しになっているのですが、少々分厚いのでかなり目立ちます。これではカッコ悪いので1/72のジェット機の注意書きを貼り付けました。ロービジ用を使ったのですが、少々ロービジ過ぎたようです(汗)。
土汚れ
足の先に土汚れを付けます。エアブラシでダークアースを吹き付けます。足の裏にある噴射口はしょっちゅうロケットが噴射しているので中は汚れも無くピカピカです。そこで吹き付ける前にマスキングテープをサークルカッターで丸く切り抜いてマスキングです。
ダークアースは足のほんの下の方だけに塗りました。なにしろ背が高いので汚れるのはほんの先だけです。これだけでも1/100のスケールでは数メートルになりますからね。
スミ入れ
墨入れを行います。墨入れ用の塗料はAKインターラクティブのストリーキング・グライムを使いました。AFVの時と同じように原液のまま筆で塗り、乾いたら溶剤を染ませた平筆で拭き取りながら広げていきます。
ガンプラは少し大きめのダボを押し込んで組むことにより接着剤無しで作ることが出来るのですが、プラパーツには絶えずテンションがかかっています。ここにエナメル溶剤が染みこむとプラを侵してバラバラに壊してしまいます。最悪にはパーツが真っ二つになることもあります。そのため拭き取り作業は慎重に行わなければなりません。
チッピング
モビルスーツは接近戦が得意な兵器なのですが、テレビアニメなんかを見ていると、接近戦と言うよりはむしろ白兵戦とか肉弾戦という表現の方が似合うような気がしますね。肉弾戦を繰り返せばいかに良い塗料を使っていようとも表面は傷だらけになるでしょうから、そこら中にチッピングを入れます。
機体はチタン合金製(名前は忘れました)らしいので、キズは明るい銀色(チタンシルバー)で入れました。
完成!!
量産型ズゴックの完成です。熱帯のジャングルに潜む部隊の機体です。緑色の幾何学模様的な迷彩がちょいと未来な感じがするのかな・・・っていう設定です。
大きな鋭い爪と凶悪な顔つきが強そうですね。多関節の手足は人間をそっくりまねる他のモビルスーツとは少し違ってメカメカしさを感じます。この形が合理的かどうかは分かりませんが、非常に思い白いカッコイイデザインかと思います。
ピカピカの爪はキットの物を薄く鋭く削っています。ただ削るときに出来た深めの傷はあえてそのまま残してあります。歴戦の勇者にはキズはつきものですからね。
足の裏はこんな感じです。ほとんど見えない所ですが、やはりちゃんと仕上げておかないとね。
ガンプラは基本的に色ごとにパーツが分かれているので、塗装は楽ちんなのですが、今回は特殊な迷彩塗装をするために一度迷彩塗装を塗ってから再度バラシて内部を塗るという変わった工程で製作しました。マスキングをしているときは心配だったのですが、できあがってみるとほぼ自分の想像通りの仕上がりになって満足しています。
TVや映画のガンダムのことをあまりよく知らない自分でも自由な発想で勝手に作っちゃえるのもガンプラの楽しみですね。実はスケールモデルだってこんな風に楽しんじゃってもいいんですよね。
(全作品完成まで あと95)
この記事は i-modellers プラモしりとり に掲載された記事 を再編集したものです。
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