ドイツ・1号15cm自走重歩兵砲 Op.261 制作開始
2011年11月28日
Category : AFV ドイツTags : 15cmsIG331号戦車
最も不格好な自走砲
第二次世界大戦でドイツ軍は実戦で役に立たなくなった小型の戦車に大きな大砲を乗せて自走砲に改造し再利用しました。安く作れる上に威力もそれないりということで様々なタイプのものが作られました。
そんな中でも最も不格好な自走砲がこの1号15cm自走銃歩兵砲です。なにしろ1番小さな1号戦車に、こともあろうに15cm重歩兵砲を乗せたというのですからたまげます。
まぁ、1号戦車と言ってもB型ですからA型よりは少し大きいのですが、それでも小型であることには違いはありませんよね。
さらに、なんとか工夫をしてコンパクトに砲を収めたというのならいざ知らず、砲架どころか車輪までもごっそりとそのまま乗っけて、それを大きな防盾で覆っただけというやっつけ仕事のような乗せ方ですから、こうなっても仕方はありません。
でもこの車輌、なんだか愛嬌たっぷりだと思いませんか?シャープでカッコイイドイツ軍にあって、この不格好さはなんともはや・・・なにかの間違いじゃ無いかと思うほどです(汗)。
キットはドラゴンのスマートキットです。とりあえずベースとなった1号戦車のキットがスマートキットだったのでこうなったのでしょうが、実は全然スマートじゃないみたいですよ。でもね、買ってからもう3年も経っちゃってますからね、そろそろ成仏させてあげないとね。
足回りの組み立て
まずはお約束の足回りからです。サスペンションは可動式に組めるのですが、履帯をしっかりと組むためにサスペンションは固定してしまいました。カタカタ動いたんじゃやりにくいですからね。
起動輪、誘導輪は差し込んであるだけで抜くことが出来ます。
全部の転輪がまっすぐに並ぶように平らなアルミ板の上で確認します。ジオラマを作る場合なら地面の形に合わせて固定ですけど、そうじゃないなら真っ平らがいいですよね。
鏡のように写ってくれるので、キレイに接地してるかどうか確認がしやすくて重宝しています。
車体後部の組み立て
車体の後部も組み立てました。このあたりからどうも雲行きが怪しくなってきています。
説明書が間違っていたり、工程が飛ばされていたり、そもそも説明書に書かれているのとパーツの形が違っていたりと悩みどころ満載のパズルのような趣です。これさえなかったらドラゴンは世界トップレベルのメーカーなんでしょうけどね・・・残念です。
(全作品完成まで あと94)
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