1号15cm自走重歩兵砲 その3 履帯の組立て
2011年12月2日
Category : AFV ドイツTags : 15cmsIG331号戦車
履帯を取り付けます。ドラゴンの組み立て式履帯はマジックトラックと言って最初からランナーから切り離されておりゲートの処理をしなくても済むなど楽ちんなのですが、大抵は押し出しピンの跡がびっしりでこちらの処理がなかなか大変です。ところが1号戦車系の履帯は押し出しピンの跡が残るような平面がほとんど無いため、その処理も無くまったく楽ちんです。
説明書では片側99コマなのですが、すこし波打たせたかったので1コマ増やして100コマとしました。大抵は減らすことの方が多いマジックトラックで増やすのは珍しいですね。
全部を並べてリモネン系の接着剤を少しずつつなぎ目に流していきます。たくさん流したからと言って接着が丈夫になるわけじゃ無いので、ドボドボと流すのは硬化に時間がかかるだけで無く、最悪パーツが溶けて小さくなり、かえって接着が悪くなるので要注意ですよ。
30分以上放置してかむ前の板ガム程度の堅さになったら巻き付けていきます。起動輪の部分でつないだら起動輪に接着剤が付かないように注意して輪っかに連結し、そのまま硬化を待ちます。フェンダーと履帯の間には弛みを付けるためにティッシュを小さく丸めて挟んでおきます。
この組み立て方法、最初聞いたときはなんだか難しそうでとても出来そうな気がしませんでした。そして初めて3号戦車で挑戦したときは見事に失敗。接着剤が多すぎたみたいです。しかしコツをつかむと以外と簡単で、今ではハナウタ交じりです。やっぱりプラモは手を動かしてなんぼの世界ですね。みなさんにもキッとできますから挑戦してみてください。2~3輛作るうちにできるようになってきますよ。
一晩放置してティッシュを外せばほれこの通りです。
履帯は塗装のために取り外しが出来ます。ただし外すのは写真撮影のためだけです。この後も接着した部分が接着剤の乾燥によって縮みますから、履帯は外したままにしてはいけません。二度とはまらなくなります。
起動輪と誘導輪は接着してありません。これを接着してしまうと履帯の取り外しが出来なくなります。場合によっては上部転輪も接着できないこともありますが、今回は大丈夫でした。
(全作品完成まで あと95)
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