1号15cm自走重歩兵砲 その9 ウオッシング、汚し、足まわりの組立て
2011年12月9日
Category : AFV ドイツTags : 15cmsIG331号戦車
ウオッシング
スミ入れ、ウオッシング、雨だれを全部一発で処理します。使うのはAKインターラクティブのウエザリング用の塗料です。ほどよい濃さに調整されたエナメル系の専用塗料で、塗って乾かしてから専用の溶剤を染ませた筆で拭き取ったり伸ばしたりしながら仕上げていきます。割と簡単にこんな調子になります。側面が広く単調なので多少大げさ気味に汚れを残しました。
この塗料を使ってミゲル・ヒメネス式に汚す場合は下地は半ツヤで仕上げておく必要があります。これをつや消しでやると真っ黒になってしまいます・・・というか、なりました・・・って、やらかしたんかい(+_+)\バキッ!
重歩兵砲も半ツヤで仕上げてあるので、少しテカってますよね。私は子どもの頃家の隣をSLが走っていまして、我が家の隣で貨物のつなぎ替えのために長く停車することがあったのですが、そのSLがいつも黒光りしていてかっこよかったんですね。私はジャーマングレーの戦車を見ると、あの真っ黒なSLが思い出され、なんとなくツヤ有りで仕上げてみたくなります。黒光りしていかにも「鉄っ!」って感じじゃありませんか?
ドライブラシ
全体に軽くドライブラシをします。リベットがボコボコとあるタイプの車輌はドライブラシでリベットがクッキリと見えてきます。さらにエッジが際立つことで硬質感が増えるような気がします。
写真では砲と防盾だけですが、ちゃんと車体も同じようにドライブラシしてあります。
足回りの汚し
足回りを汚します。モデルカステンのミリタリーピグメントとMIGピグメントを3色ほど使って汚します。泥状に溶いて塗ったり、こすって落としたり、溶剤でぼかしたりの繰り返しです。履帯のゴム部分は最後に溶剤を染ませた筆で拭き取ってあります。
車体の前はこんな感じです。輪染みがよく目立つので何度も溶剤を垂らしたりぼかしたりを繰り返して複雑な輪染みにしました。
ホントにこんなに汚らしいのかどうかはよく知りませんが、ジャーマングレーの車輌は汚れがよく目立ちますよね。
履帯と砲の取り付け
履帯を取り付けます。履帯はあらかじめ汚しておいてから取り付けましたが、壊しそうでひやひやでした。やっぱり取り付けてから汚した方がいいかも。
砲を固定し、最後に防盾を固定します。防盾は瞬間接着剤を内側から流して固定しました。ちょっときつかったんですよね。私の組み立てが甘い製ですけどね(^^ゞ
さぁ、もう少しで完成です。
(全作品完成まで あと90)
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