12.8cm野砲K44[ラインメタル] その3 塗装
2012年1月21日
Category : AFV ドイツTags : 12.8cmK44
サフ吹き、影吹き
プラの成型色が黄土色なのでまずは全体にグレーのサフを吹きます。今回も金属パーツが多いので、クレオスのプライマーサーフェイサーを使いました。メタルプライマー成分も含まれていますから、これ1本で済みますのでお手軽です。
続いて影色(マホガニー+タイヤブラック+フラットベース適量)を使って影になる部分を塗っておきます。影を作るだけでなく、塗り残しの保険も兼ねていますから、塗料の届きにくい防盾の奥や砲架の下なんかはしっかりと塗っておきます。
基本塗装
自家製のダークイエロー(ダークイエロー+サンディブラウン+フラットホワイト、すべてクレオス同量)を全体に吹きます。影色がうっすらと残る程度に吹きます。クレオスのMr.カラーは隠蔽力がほどほどなので、吹き加減で下地の残り具合を調整しやすいので好きです。ガッツリ隠蔽したかったらタミヤかガイアのほうがいいのですが、私はクレオスのMr.カラーが好きです。
迷彩塗装(?)
これって迷彩塗装っていうのかよくわかりませんが、レッドブラウンでこの位置を塗りわけます。非常に特徴的な形のこのK44ですが、この部分を土色で塗ることで防盾が別のもう少し小さな砲に見える効果を狙ったのでしょうかね。でも、一番目立つあのでっかい砲身がそのままですからね〜。英軍の17ポンド砲の様に砲身のサイズをごまかすような塗装も採用したほうがよかったんじゃないでしょうか。
もっと計画的に作業をすればよかったのですが、全部組み立ててしまってからこの塗装にしようと決めたので、いまさらマスキングもできません。結局筆塗りで塗りました。
筆塗りは薄く何度も塗り重ねれば筆むらを少なくすることができますので、重ね塗りに向いたタミヤの水性アクリルを使いました。色ムラは少なくできますが、最終的にはツヤムラが残ります。そこでデカールの下地作りも兼ねてツヤ有りクリアを吹きます。
デカールが乾いたらその上から半ツヤクリアを塗ってスミ入れをし、最後に半ツヤかツヤ消しクリアを全体に吹いてツヤの統一をしますが、この段階で筆塗りのツヤムラはほぼなくなると期待しています。
(全作品完成まで あと88)
この記事は i-modellers 根生の大砲ギャラリー に掲載された記事 を再編集したものです。
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