ドイツ・15cm重榴弾自走砲フンメル後期型 Op.267 制作開始
2012年1月17日
Category : AFV ドイツTags : 15cmsFH184号戦車フンメル
バイクの乾燥待ちにもう一つ手を付け始めました。昨年は15cm重歩兵砲にまつわる車輌を集中して作り、ひとり15cm祭りをやっていたのですが、残すところはあとグリレH型のみとなってきました。そこでグリレH型を作ってこれで終わりにしてもよかったのですが、さすがにチョイと飽きてきましたので、同じ15cm砲でも長砲身のsFH18を搭載したフンメルを作ることにします。
歩兵の火力支援に使われた10.5cmや15cmの榴弾砲を4号戦車の車体に搭載し自走砲化する計画が立てられますが、10.5cmは2号戦車にも搭載可能ということで、15cm重榴弾砲sFH18が搭載されることとなりました。ただしそのままでは砲のサイズが大きすぎたので車体が延長されました。ちなみに同じ改造を加えられた車体に71口径の8.8cm対戦車砲を搭載したのがナスホルンです。
フンメルの初期の型は砲がナスホルンと異なる以外はほとんど同じだったのですが、後期型では運転席の張り出しが車幅いっぱいまで広げられ無線手席も張り出しの中となっています。
フンメルが搭載した15cm砲は長砲身で射程距離も長く、ずらりとならんだフンメルの大隊が一斉射撃をすると、立てこもった敵軍は生きた心地がしなかったでしょうね。さすがにキットではずらりと作るわけにはいきませんが、そこは妄想を膨らませて・・・
この車輌、均整の取れた車体に迫力満点の重榴弾砲を乗せ、非常にカッコいいですよね。8.8cm対戦車砲を乗せたナスホルンもカッコイイのですが、私はこのフンメルの方が好きです。なんたってバランスが良いです。
搭載するsFH18重榴弾砲は説明書がシッチャカメッチャカのてんやわんやな以外は素晴らしいキットでして、今回説明書が直っていることを期待していますが、まぁ、ドラゴンですからね・・・謎解きも楽しみの一つです・・・と強がる(爆)。
まずは足回りの組み立てからです。4号戦車系は転輪の数も多く、サスペンションの組み立てもあるのでなかなか手間がかかります。我々の仲間内では罰ゲームとまで言われているほどですが、それは例のトライスタートの競争の時代で、スマートキットになってからはそれほどでもありません。でも、やっぱり初日はここまでで力尽きました。
キットは大変凝っていて、4つのサスペンションは全部同じじゃないんですね。なんと前から2つめの矢印の部分だけが違うパーツなんです。片側2種類ありますから左右で4種類を作り分ける訳なんですが、またしてもそのパーツ番号が違っています。まぁ、現物を合わせれば合うパーツが正解ですから分かりますけどね・・・
ただ苦労して作り分けても、実は上の写真を見れば分かるように転輪を付けてしまえば全部同じにしか見えません。一生懸命悩んだ方、お疲れ様でした(^_^;)
(全作品完成まで あと88)
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