フンメル後期型 その7 基本塗装
2012年2月1日
Category : AFV ドイツTags : 15cmsFH18フンメル
今回は箱絵のような3色迷彩にしようと思います。まずは基本色のダークイエローからですね。ダークイエローは自家製のダークイエローでクレオスのダークイエローとサンディブラウンとフラットホワイトを同量混ぜて作ります。全部同じ量ということはこの大きなボトルに(写真中央)全部一瓶ずつぶちまければ毎回同じ色が作れるので便利だからです。
そしてこの自家製ダークイエローに影色(自家製チャコールグレー)を少量混ぜた暗色とフラットホワイトを混ぜた明色を用意しておきます。この3色を使って光と影を強調します。
暗色
まずは暗色を吹きます。だいたい全体の半分から7割くらいですかね。もしかしたら3色の中で一番使う色かもしれません。車体の下部や裏側は全部この色ですし、戦闘室内部も中央の床以外はほぼ暗色です。
車輪は裏側と2重転輪の間は暗色です。室内にある砲弾ラックなんかも忘れずに塗って起きます。
基本色
つづいて基本色です。ほぼ上半分を塗ります。砲架なんかはこの段階で非常に立体感が出てきていますよね。スミ入れなんていらないかも・・・ってくらいです。
転輪は一番最初の影色を残しながら塗るので、注意しないとそれぞれの転輪で発色に差が出てしまいます。こうして上から眺めながらみな同じくらいの色合いになるように塗ります。車体下部の暗色といいコントラストになると思います。
明色
最後は明色を光が強く当たりそうな部分だけに軽く吹きます。最近はやりのカラーモジュレーションという技法によく似ていますが、カラーモジュレーションはパネルごとの立体感を出すために上下だけでなく前後方向にもグラデーションをかけるのですが、わたしにはそのセンスがないので(要はどの方向にグラデーションをかけるのかがわからないので)、理解の容易な(光の効果だけを考慮)上下方向だけにとどめています。これでも効果は十分です。
(全作品完成まで あと86)
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