ドイツ・3号突撃砲A型 Op.271 制作開始
2012年3月21日
Category : AFV ドイツTags : 3号戦車3号突撃砲

ドイツ・3号突撃砲A型 1/35 ドラゴン
歩兵部隊の支援用として回転砲塔を持たない代わりに低価格で作る事が出来る突撃砲が開発されました。戦車に比べて非常にローコストであるにも関わらず、低い車高、分厚い装甲、大きな主砲を持ち走攻守のバランスの取れた突撃砲は大変有用な兵器であることがわかりました。元々は砲兵が乗り込み歩兵部隊に随伴した突撃砲ですが、後に対戦車砲を搭載して戦車部隊にも配属されるほどでした。
今回はその3号突撃砲の一番最初の型であるA型を作ります。A型のキットはあまり存在していなくて、唯一発売されているのがこのドラゴンの古いキットのみです。現在のドラゴンの非常にクオリティの高いキットに比べるといささか・・・ですが、コレしか無いのですからしかたがありません。まぁ、バーゲンで1500円くらいで購入したので文句はありませんけどね。
このキット、ミハエル・ヴィットマンと箱に書かれているように、バルバロッサ作戦でのLHA師団(当時はまだ旅団ですね)の車輌を再現しています。そしてキットには若き日のヴィットマンのフィギュアが付属(似てません・・・というか似せないですよね・・・タブン)しています。ヴィットマンはこの車輌に乗って、たくさんのソ連戦車を仕留めて名を上げ、後にタイガーエースとなっていくのです。
足回りの組み立て
最初はお約束通り足回りの組み立てです。3号戦車をベースにした3号突撃砲は3号戦車と同じトーションバーサスペンション(サス機構が車内にある)を採用しているので、2号戦車や4号戦車に比べて組み立てが楽ちんです。
丸い軽め穴の開いた起動輪が特徴的ですね。モールドが全体にシャープさに欠けるのは古いキットなのでしかたがありません。
もともと別の3号戦車のシャーシのパーツが使われているみたいで、一番前の上部転輪の位置を変更しなければならないようになっています。現在のドラゴンのキットからは考えられないような指示ですよね。
まぁ、前のモールドを切り飛ばせば、新しく植えるパーツは別で用意されています。そのため、それほど難易度の高い工作ではないのですが、やっぱり面倒ですよね。
車体の後部も組み立てておきます。なんだか今ひとつパーツがカッチリと合いませんが、まぁ、これも仕方がありません。
排気管の先だけはバードリルで広げておきました。
(全作品完成まで あと89)
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