3号突撃砲A型 その3 車体上部の組立て
2012年3月23日
Category : AFV ドイツTags : 3号戦車3号突撃砲
車体上部を組み立てます。現在のドラゴンのキットはこれでもかとうほどのサービスぶりで、溶接の痕などはほぼ完璧に再現されていますが、この当時のキットではそれらは半分くらいしか再現されていません。特にパーツの合わせ目はツルツルです。そこでパテやヒートペンを使って溶接の痕などを追加してやります。
戦闘室前面の装甲版と天板の境目にはパーツのモールドの甘さから、少しだけ隙間が空きます。ここはエポキシパテを盛って隙間を埋め、さらにそこに溶接痕を刻みます。
側面の隙間もわりと大きく開いてしまっているので、ここもパテで埋めて、パテが乾いてからデザインナイフの先で溶接痕を刻みました。
戦闘室後ろの壁と天板のつなぎ目は実車とは異なるパーツ分割となるため、あってはならない場所につなぎ目が入ります。
ここはパテで埋めて平らにしてやります。新しいキットではこんな作業は必要無いくらい配慮されていますよね。
とりあえず素組みでフェンダーの上部を組み立てます。エンジンデッキの網は標準でエッチングパーツが付属しています。こんなところはウレシイですね。
フェンダー後端は履帯のメンテナンスのために上に跳ね上げることができます。その時ストップランプに当たらないための穴がフェンダーに開けられているのですが、この穴が金型の抜き方向の関係で斜めに開いているので、ここはまっすぐに削り直しておきました。
(全作品完成まで あと89)
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