3号突撃砲A型 その4 組立て完了
2012年3月25日
Category : AFV ドイツTags : 3号戦車3号突撃砲
最近はほとんど素組みなのですが、やはり古いキットはそのままではチョイと不満が多いので、簡単にできる範囲でディテールアップをしてみます。
3号戦車系は車幅灯がフェンダーの端に付いているのですが、キットのままではあまりにおそまつです。
ジャンクパーツ箱をさがしたら、他の3号戦車を作ったときの余剰パーツがみつかりました。少しサイズは大きくなりますが、形もしっかりしているので見栄えが数倍よくなります。
消火器もドラゴンの余剰パーツからもってきました。
また、牽引フックを引っかけるパーツは左右貼り合わせで真ん中に派手な合わせ目が残ります。モールドがだるいので溝が余計に大きくなっています。ここはパテで丁寧に埋めておきます。
主砲のパーツには派手なヒケが見られました。ここもパテ埋めですね。また付け根には溶接の痕をエポパテで追加します。
さらにこのパーツは中央に溝があるので、のこぎりで溝を彫ってやりました。
車体側面には追加の装甲(なのか?)があるのですが、ここにはボルトの頭があるようなので、6角プラ棒をスライスして貼り付けました。また、取っ手の付け根にも台座とボルトがあるのでこちらもプラ板とプラ棒スライスで再現です。
ヘッドライト、車幅灯、さらに右フェンダーのホーンには電源コードが接続されています。コードを納めているパイプを太いソフトワイヤで、コードを細いソフトワイヤーで、留め具を細切りマスキングテープの2枚重ねと6角プラ棒スライスで作りました。これも3号戦車のお約束追加工作ですね。
OVMにはクランプの本体だけがモールドされているので、ハンドル部分だけをエッチングパーツで追加しました。全部作り直した方がより精密なのですが、私はこのクランプの組み立てが苦手で・・・
ジャッキは地面に接するパーツが真っ平らだったので、これもドラゴンの余剰パーツで置き換えます。さらに留め具の蝶ねじを追加しました。蝶ねじはよく買っていたのですが、最近ではドラゴンのランナーもオマケでたくさんついていたりするので、助かってます。
組立て完了
これにて車体の組み立て完了です。ディテールアップといっても全部手持ちの部材だけで行ったので、追加投資はありません。エコですね。
フィギュアの組立て
ついでにフィギュアを組み立てておきました。フィギュアはなぜか同じ物が2体入っています。また別のキットに乗せればいいのでこれもウレシイオマケです。
ただ、顔の側面に信じられないようなヒケがあって大きな穴が開いてしまっています。プラの充填不良ですよね。
エリや袖の先をデザインナイフで彫り込んでおきます。現在のドラゴンではフィギュアはかなり柔らかいプラで成形されているのですが、この当時はまだ戦車と同じ少し堅めのプラなので、彫るのはちょっと力が要ります。でもタミヤなど国産メーカーにプラに比べると柔らかいのでいいですね。
(全作品完成まで あと89)
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