対地雷戦車シャーマンクラブ その3 車体の組立て
2012年4月20日
Category : AFV イギリスTags : M4シャーマン
車体前部
シャーシに続いて車体を組み立てていきます。車体のパーツをよく見ると側面の装甲板の溶接痕が非常に弱々しく入っています。金型の関係でここにしっかりとしたモールドをいれるのは困難なのでしょうが、実車を見ると結構クッキリとした溶接痕がついています。そこで0.4mmのプラ棒を貼り付けてヒートペンでつぶして溶接痕にしました。
車体の前部です。シャーマン戦車で一番のディテールアップポイントとなるヘッドライトのガードはエッチングパーツが標準で入っています。この形状にキレイに曲げるのは難しそうなのですが、キットには治具がはいっているので、そこに押しつけるだけでこの形になります。
運転手、無線手のハッチとペリスコープを取り付けます。ハッチは素のままで開閉式になっています。こういったちょっとしたことがうれしいですね。
ハッチ開閉用のバネは正確には開いたときと閉じたときでは位置が微妙に異なるのですが、開くとほとんど見えなくなるので閉じたときの位置でハッチにだけ接着してあります。
通常はハッチにペリスコープが取り付けられるのですが、シャーマン・クラブでは特殊なペリスコープがハッチの前に付くようです。そのためハッチ側のペリスコープは取り付けませんでした。
車体後部
車体の後部です。OVMを縛り付けるための手すりは削り取って銅線で作り直しました。そこに他のキットで余ったエッチングパーツのベルトを通してOVMを縛り付けているようにしました。エッチングパーツのベルトが無ければ、銅板を細長く切ってもいいですね。
車体側面
車体の側面にはサイドスカートを取り付けるための基部があるのですが、これがエッチングパーツで用意されています。ボルトを入れる小さな穴も開いています。
これにて車体の組み立てが終わりました。ここに地雷処理装置を取り付けていくことになるのですが、その前に砲塔を組み立ててしまうことにしましょう・・・って、単に困難な作業を先送りにしているだけかも(^_^;)
(全作品完成まで あと88)
この記事は i-modellers 第6号に掲載された記事 を再編集したものです。
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