イギリス・対地雷戦車シャーマンクラブ その12 完成!!
2012年5月23日
Category : 完成 AFV フィギュア イギリスTags : M4シャーマン
汚し
ピグメントを使って汚します。エナメル溶剤で薄く溶いたピグメントを入り隅に流します。そして完全に溶剤が乾いたら余分を拭き取りながら広げていきます。スミ入れと同じ要領です。
さらに平らな面にも溶かしたピグメントを薄く塗ります。
乾くと真っ白になってピグメントが付きすぎた部分ができますが、そこは水を付けた平筆で洗っていきます。本来ならエナメル溶剤とかアルコールが乾燥が早くて良いのですが、スミ入れ塗料と違い、筆を頻繁に洗わなければ行けないため不経済です。そこで筆荒いには水を使います。乾燥には時間がかかりますが、コツコツと拭いては伸ばしを繰り返していきます。
フィギュア
キット付属のフィギュアを作りました。タスカのキットにはフィギュアが付属するのでウレシイですね。レジェンドのコンバージョンキットは米軍のシャーマンからでもシャーマンクラブを作れるのですが、英軍のシャーマンから作ったからこそ英軍の戦車兵がオマケで付いてくるってもんです♪
塗装はアメリカーナというトールペイント用水性アクリル塗料を使いました。水性アクリル塗料はブレンディングができませんから、薄く溶いた塗料を重ね塗ることで陰影を出していきます。塗料が乾いたら、塗膜が弱いのでつや消しクリアでオーバーコートし、さらに皮膚と髪の毛は半ツヤクリアを筆塗りしてツヤを調節します。
完成!!
これにてシャーマン・クラブ地雷処理戦車の完成です。ホントはアンテナを立てなければ行けないのですが、近々プラモ部屋の改装が決まっていまして、そのために箱にしまわなければいけないので・・・って、Webマガジンとは思えないような個人的なイイワケ(+_+)\バキッ!
まぁ、アンテナは心の目で見て下さい(+_+)\バキッ!(+_+)\バキッ!
このような大がかりなレジンキットをちゃんと組み立てるのはかなり大変で、案の定良く見ると結構ひずんでいたりします。とはいえ、やってみればなんとかなるもので、それがプラモ作りの楽しさだったりもします。
ドイツ軍の車輌ともなるとかなりマイナーな、それこそ1輛とか2輛とかしか作られなかった試作車までキットになるご時世です。ぜひとも連合軍車輌にももっと日の光をあてて欲しいですね。次はぜひインジェクションキットを使って、楽してキレイにシャーマンクラブを作ってみたい物です。メーカーさん、よろしくね(^_-)
(全作品完成まで あと91)
この記事は i-modellers 第7号に掲載された記事 を再編集したものです。
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