ドイツ・ティーガー1後期生産型 ヴィットマン最後のティーガー Op.276 制作開始
2012年5月6日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
ゴールデンウイークはアウトドアモデリング
グッスマBMWもi-modellersで掲載中のシャーマン・クラブもまだ途中なのですが、ここで次のキットの制作に入ります。というのも、毎年ゴールデンウイークは家内の実家にお出かけをするのですが、そこでは大きなお祭りが行われるために交通規制があり、一度その家に入ると夜まで出かけることが出来ません。まぁ、お祭りですから昼間からお酒を頂いていますから、どっちみち出かけられませんけどね(^_^;)
まぁ、そんなわけで、私はBBQの火の番をしながらタープの下で五月のさわやかな風を受けながらほろ酔い気分でプラモを作ります。プラモの道具は持ち込んでいるのですが、さすがにエアブラシまでは持って行けないので、いつも組み立て作業をしています。

ヴィットマン最後のティーガー
今年持ち込んだのがこれです。サイバーホビーから2年半ほど前に発売になったティガー1重戦車後期型の指揮戦車です。この007号車はあのミハエル・ヴィットマンSS大尉が最後に乗車した車輌として有名でして、連合軍がノルマンディに上陸した2ヵ月後にフランスで英軍のファイアフライ戦車の17ポンド砲の直撃団を受けて戦死しました。
先月、ヴィットマンが若いときに名を上げた3号突撃砲A型を作ったので、今回は最後のティーガー戦車を作ります。
足回りの組み立て
まずはお約束の足回りの組み立てからです。ティーガー1型は千鳥配列の複雑な転輪を持っているのですが、後期型は前期型ほどややこしくないので助かります。トーションバーサスペンションは可動式になっているので、とくに平らになるように神経を使わなくてもすみます。
履帯はDS素材という軟質プラでできたベルト式です。非常にしっかりとしたモールドで出来ている上に、普通の接着剤で接着でき、さらに塗装も普通にできるという優れものです。ただ、このままでは弾力で浮き上がってしまうので、最終的にはティッシュを挟んで接着してやる必要があります。
車体の組み立て
この次期のドイツ戦車といえば磁気吸着地雷対策のツィンメリットコーティングという凸凹の表面を再現するのが大変なのですが、このキットでは最初からコーティングパターンがモールドされています。とてもセンス良くキレイにモールドされているのですが、多少問題があります。
左の写真のように側面の装甲板のコーティングが合わせ目までキッチリと付けられていません。これはさすがに無理ですよね。そこで、ヒートペンを使って足りない部分のコーティングを再現してやります。
前面の装甲版のつなぎ目も同様にコーティングをつないでやります。このような作業にヒートペンは非常に便利ですね。
これは車体の天板と前面装甲版のつなぎ目です。ちゃんと溶接の痕も再現されているのですが、キッチリと隙間無く合わさってはくれません。ここもヒートペンを使って溶接を伸ばして、隙間無く文字通り溶接してしまいます。
ほとんど非の打ち所の無いキットなのですが、多少の修正をすることでさらに完璧なコーティングにすることができます。
(全作品完成まで あと89)
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