ミハエル・ヴィットマン ヴィレルボカージュ1944年 Op.277 完成!!
2012年5月26日
Category : 完成 AFV フィギュア ドイツTags : ドイツ戦車兵
せっかく作ったティーガー指揮戦車ですが、やっぱりヴィットマンがいなくちゃ・・・ってなわけで、対象モデリングのヴィットマンフィギュアを作る事にしました。これは平野義高氏による原型で、ヴィットマンにとてもよく似ています。レジンフィギュアは1体にこの価格?というほどの値段なのですが、出来を考えるとついつい買っちゃいます。
タイガーエースのミハエル・ヴィットマンSS大尉は1944年の8月にイギリス軍のファイアフライの直撃弾で戦死しますが、その2ヵ月前のヴィレル・ボカージュの戦いで大戦果を上げたときのフィギュアです。
キットはヴィットマンが好んで着ていたU-ボート乗組員用の革のジャケットを着ています。次期としてはあのヴィレルボカージュの戦いの頃を再現しているのでノルマンディ上陸から1週間ほど経った6月の中旬になります。
私が組み合わせようとしている007号車は、ヴィットマンが最後に乗っていたティーガーでして、次期は先のヴィレルボカージュより2ヵ月後の8月上旬になります。真夏の8月に革のジャケットを着ていたかどうかは怪しいかぎりですが、まぁ、細かいこと(ナノカ?)は気にしないでいきましょう(^_^;)
レジンキットということでのこぎりを使ってパーツを切り離して整形します。それでも合わせ目は少々隙間ができるので、パテで埋めます。また瞬着で組み立ててますから、靴などは落としたりすると簡単にもげちゃいます。そこで靴と首などは真鍮線で軸を打ってから固定しました。
ジャケットの裾はレジンキットにしてはめずらしく、インジェクションキットの様に埋まってしまっていたので、マジックで黒く塗って、見やすくし、端だけを残すようにバードリルとデザインナイフで削りました。
サフはクレオスのプライマーサフを吹きます。サフを吹くとモールドがよく見えるようになります。服のしわなどは細かな所までしっかりとモールドされていますし、なによりもヴィットマンがよく似ています。さすがは平野さんですね。
塗装はラッカーで下塗りをしてから、アメリカーナというトールペイント用水性アクリル塗料で塗りました。アメリカーナは安価でしかも発色も良く、ムラ無く濡れるのでお気に入りなのですが、塗膜がとても弱いです。そこで塗料が乾燥したらツヤ消しクリアでオーバーコートして塗膜を保護します。
顔や髪の毛はいつも半ツヤのクリアを筆塗りしてツヤを調整しますが、今回は革のジャケットも半ツヤのクリアを塗りました。布でできたズボンや帽子と質感の差を出したかったからです。
完成!!
ティーガー1後期型指揮戦車と組み合わせてみました。ヴィットマン最後の007号車です。こうしてみるとティーガー1型は小さな家くらいのサイズがありますね。履帯の一コマの大きいこと・・・
このティーガーに乗ってヴィットマンが戦死したのは彼が30歳の時なのですが、とてもそんな若者には見えません。原型はすばらしいのですが、私の塗装技術が・・・
(全作品完成まで あと90)
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