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ドイツ・3/4号10.5cmleFH18自走榴弾砲 Op.279 制作開始

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 279-1

カウンタック LP-400 は乾燥待ちに入りました。しかもボディ以外はほぼ出来てしまっています。こうなるともう待ってるよりしかがたありません。そんなわけで次の作品の制作に入ります。次の作品はコレです。サイバーホビーの 3/4号 10.5cm leFH18自走榴弾砲です。

ドイツ・3/4号10.5cmleFH18自走榴弾砲 1/35 サイバーホビー

ドイツ・3/4号10.5cmleFH18自走榴弾砲 1/35 サイバーホビー

榴弾砲は戦場に置いて強力な兵器だったのですが、移動や設置に時間がかかることから機動的な運用のために自走化が研究されました。ドイツ軍は3/4号( さんぶんのよんごうではなく、3号戦車と4号戦車のパーツを使って作られたってことです)台車に10.5cm榴弾砲を搭載し、さらに地面に降ろしての運用も出来る車輌を計画、クルップ社とラインメタル社の競作で開発が始まりました。

クルップ社は車体にクレーンを搭載したホイッシュレッケを開発し、ラインメタル社はこの自走榴弾砲を開発しました。しかし両方とも実用性が疑問視され試作だけで終わってしまいました。特にラインメタル案の本車輌はほんの1台だけが完成しただけで、実戦に出ることもなくイギリス軍に鹵獲されてしまいました。

この車輌、モデルフィーベルのWW2最強重戦車列伝&10.5cm自走砲特集で徳田氏によってスクラッチビルドされていました。イギリスのダックスフォード博物館の実車の写真を元に忠実に再現された作品を見て、欲しいと思いながらも、それを作る技術も無く、またたった1輛だけ作られたような超レア車輌が製品化されるとも思えず、永遠のあこがれで終わると思っていました。

ところがこれがこともあろうにインジェクションキットで発売です。レジンじゃないんですよ。なんてことでしょう。これは買わないわけにはいきません。しかもモデルフィーベルにはスクラッチの時に使用した詳細な写真がどっさりと掲載されています。これはもう作らないわけにはいきません。サイバーホビーさん、ありがとう♪ですね。

車体の組み立て

車体の組立て 3/4号10.5cm自走榴弾砲車体の組立て 3/4号10.5cm自走榴弾砲車体の組立て 3/4号10.5cm自走榴弾砲

車体を組み立てます。例によってドラゴン(サイバーホビー)の説明書には間違いが多いのですが、今回はちょっとヒドイですね。かなりあちこちが間違っています。出お左右の番号違いがほとんどですから、注意して組み立てればそれほど困ることは無いと思います。

車体前部の装甲版の合わせ目にはタミヤのエポパテを使って溶接の痕を追加しました。

説明書のパーツ番号が信用できないので、あまり見なくなってしまったのですが、それは良くありませんね。車体後部の装甲版を間違えて貼り付けてしまいました。作ってからしばらくして気づいたのですが、ガッチリと接着してしまったので、取り外すことが出来ません。やっぱり説明書は一度はちゃんと見ないとね。

車体の組立て 3/4号10.5cm自走榴弾砲

履帯はつないで置いて接着剤が完全に硬化する前に巻き付け、形が出来た後で外せるようにする作戦です。ここでいつも困るのは上部転輪をはめるのにフェンダーとのクリアランスがほとんど無くて後はめに苦労するのです。

そこで今回は上部転輪の貼り合わせを行わずに、内側のパーツだけを先に車体に貼り付けました。そうすることで履帯の形を作りやすくなりますし、さらに履帯の取り外しもガイドホーンが当たりませんから簡単に外せるようになります。

上部転輪の外側の車輪は一番最後に接着すれば楽にはめることが出来ます。なんでこんなこと今まで思いつかなかったんでしょうね。きっとうまくいくと思いますよ。

(全作品完成まで あと90)

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