3/4号10.5cmleFH18自走榴弾砲 その11 デカール貼りと車輪の塗分け
2012年6月24日
Category : AFV ドイツTags : 10.5cmleFH184号戦車
デカール貼り
たった1輛だけ製造された本車輌は戦いに出る前に連合軍に捕らえられてしまいます。イギリス軍が鹵獲しこれを本国送りにしたのですが、その時に戦闘室の側面装甲版になにやら色を塗り文字を書き入れました。
この塗られた色が何色なのかは記録写真が白黒のためはっきりしません。博物館に残っている実車は迷彩塗装で塗り替えられており、当時の姿はありません。モデラーによってはこの色はイギリス軍の戦車色のブロンズグリーンじゃないかという方もおみえですが、ドラゴンはグレーと判断したようです。
私はブロンズグリーンと考えるのが合理的な気がするのですが、文字入りのデカールですから変更するわけにはいきません。おとなしくドラゴンの説に従うことにしました。
車輪の塗分け
転輪のゴム部分を塗分けます。結構面倒な作業なんですよね。濃い色の車輌ならば少々はみ出ていても分からないんですけどね。
同様に搭載している leFH18榴弾砲の車輪も塗分けておきます。
標桿【ひょうかん:index bar】の塗装
砲架の脚部には標桿と呼ばれるしましまの棒がつけられています。榴弾砲は曲射をするので、目標までの距離をある程度正確に計る必要があり、そのための道具なんですね。この棒が標桿であるかどうかは説明書にはなにも書かれていないのですが、まぁ、この位置に付いた細長い棒ですからね。大抵そうじゃないかと思います。
標桿を塗分けたら、脚をクランプに載せて接着しました。実は標桿が付いているとクランプが脚をうまく挟むことができませんでした。もしかしたら標桿と脚は別々に収納された可能性もあります。
でも、今更こんなこと言われても困るので、クランプの爪の位置を少しずらして、搭載できるようにしてしまいました。ちょっと強引でしたかね・・・
(全作品完成まで あと91)
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