3/4号10.5cmleFH18自走榴弾砲 その8 履帯の組立て、組立て完了
2012年6月21日
Category : AFV ドイツTags : 10.5cmleFH184号戦車
履帯の組み立て
いつもならもう少し早いタイミングで作るのですが、今回は履帯の組み立ては最後になってしまいました。別にこれといった意図はありませんけどね。
転輪と起動輪は穴がブカブカなのでピットマルチで一時的に貼り付けて固定しました。逆に誘導輪は穴がきつく、組み立て後の分解に手間取りそうだったので軸を3割ほど切り飛ばし、さらに穴を少しだけ広げて抜けやすくしておきました。
履帯はあらかじめ並べて置いた物に筆をつかったリモネン系の接着剤を流していきます。多すぎると硬化に時間がかかりますし、少ないと接着が弱くなってしまいます。このあたりのさじ加減がこの方式のコツともいえます。当然のことながら接着剤を流す量はあまりムラにならないほうが良いですよ。
接着剤の硬化のために30分~40分ほど放置します。すると板ガムほどの硬さになりますから、そうなったらゆっくりと巻き付けていきます。私はまず半分に折って曲がった部分を誘導輪にあてて取り付け、最後は起動輪の部分で接着します。その時、起動輪の歯に接着剤が付かないように注意しないと、起動輪が外れなくなっちゃいます。まぁ、その場合は起動輪を付けたまま塗ればいいんですけどね。
履帯の上の部分を波打たせたら(必要に応じてティッシュなんかをはさみます)、そのまま数日放置して固まるのを待ちます。接着剤が乾燥するにしたがって接合部分が縮んでしまうようで、輪っかになった履帯をはずしたままにしておくと、次にはめるときにははまらなくなってしまいます。そのため私は一週間くらいはこのままにしておきます。
組み立て完了
これにて組み立て作業が完了しました。塗装の手間を考えて砲塔や砲、砲の脚などは外れるようになっています。戦闘室内部が丸見えの自走砲は戦車に比べると組み立てに手間がかかるのですが、この車輌の場合はさらに砲を降ろして使えるようになっているため、大砲の砲架もつくらねばなりません。一箱でキット二つ分の楽しみ(作業量)があるお買い得(ナノカ)きっとですね(笑)。
(全作品完成まで あと91)
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