ランボルギーニ・カウンタックLP400 その10 完成!!
2012年7月1日
Category : 完成 自動車Tags : カウンタックランボルギーニ
細部の組み立て
フィニッシュに向けてもうひとがんばりです。次はヘッドライトなどクリアパーツを組み立てていくのですが、クリアパーツは接着剤を注意して塗らないとすぐに白く曇ってしまいます。私は粗忽者ですから、そんな綱渡りはできません。そこでこのボンドアクアリンカーという接着剤を使います。
この接着剤はプラをまったく侵しませんから、白濁することはありません。しかも透明度は極めて高く、私のような者が扱ってもキレイに貼ることができます。
ヘッドライトとリアのコンビネーションランプを組み立ててみました。リアのコンビネーションランプは着色済みなので塗装しなくてもここまでになります。一箇所だけ塗らなければ行けないところがあるのですが、クリアって均一に発色させるのが難しいので着色済みはウレシイですよね。
エッチングパーツ製のワイパーです。多少曲げの作業で慣れが必要ですが、できあがるとさすがに繊細でいいですね。ただ、窓にピッタリと密着させるように曲げるのは相当難しいです。私のワイパーも浮いちゃってます・・・(T_T)
そういえばフロントウインドウのサイズがどんぴしゃなので、塗装で少し太さが大きくなった窓枠にはめるのにきつくなってしまっていました。無理矢理押し込んだらまたしてもAピラーを折ってしまいました。ここは注意が必要ですね。
ボンネットのエンブレムはデカール、エッチングパーツ、メタルシールの3種類から選ぶことが出来ます。デカール以外はオプションですけどね。
エッチングパーツは出来が一番シャープなのですが、塗り分けが必要なので、メタルシールにしました。
貼り付ける基部を黒く塗っておき、そこにメタルシールを貼ればこのように黒字に牛ちゃんのランボルギーニのマークが浮かび上がります。
これは失敗の例なのですが、ヘッドライトの蓋の部分はボディとは別で塗装して後から取り付けたのですが、少し塗膜が薄かったのか、色味が違っていまいました。写真ではわかりにくいのですが、左側が白っぽくなってしまいました。パネル毎の色味の統一は気をつけていたつもりなのですが、やっぱり難しいですね。
サイドに付けられた方向指示器は基部がメッキパーツになっていることが箱絵で分かります。小さなパーツで塗り分けは大変なのですが、ここは頑張って塗分けてみました。エナメルで塗るので、多少のはみ出しは面相筆に付けた溶剤で溶かして落としました。エナメルってホント便利ですね。
ボディにはドアを受けるラッチのパーツがエッチングパーツで用意されています。ただ、このパーツを付けるとドアを閉めることが出来なくなってしまいました。よほどうまく作れば干渉を防ぐこともできるのでしょうが、私は元々ドアを跳ね上げて展示するつもりだったので、別にこれでかまいません・・・と強がる(+_+)\バキッ!
ナンバープレートの形は日本式、ヨーロッパ式、イタリア式の3つから選べます。私はイタリア式を選んでみました。いずれもナンバーはデカール、基部はエッチングパーツです。
デカール貼り
最後の仕上げにデカールを貼ります。表面がツルツルなのでデカールは貼りやすいのですが、多少デカールが薄いので注意が必要です。
止めとけば良いのにいつもの習慣でマークソフターを塗ってしまい。さらに悪いことに乾く前にチョイと触ってしまったために少し溶けて傷ついてしまいました。表面がツルツルの場合はマークソフターはあえて塗る必要ありませんね。むしろ事故の元です。
完成!
これにて ランボルギーニ・カウンタック LP400 の完成です。プラモ日記での掲載回数は10回ですから実質の作業量としてもそれほどは無いのですが、制作から完成まで1ヵ月以上もかかってしまいました。まぁ、カーモデルはじっくりと時間をかけて作る物らしいので、こんな感じなんでしょうね。
今回は塗装の各工程でしつこいほど研磨を繰り返しました。その甲斐あってかクリアコートも含めてオールラッカーで仕上げたにもかかわらずかなりのピカピカ仕上げとなりました。まだまだ100%満足のいく出来では無いのですが、自分なりには進歩の手応えを感じています。
作っていて楽しい大変高品質なキットでした。Aピラーが破損しやすい(やってしまいましたが・・・)を除けば素組みならほとんど何の問題も無く作る事が出来ます。また純正のオプションパーツもそれなりに難易度は上がりますが、頑張った甲斐がすトレートに反映される素晴らしい内容です。中級以上の方なら、ぜひ一緒に購入されることをお勧めします。
このカウンタックのシリーズはアオシマがシリーズ化してくれいますから、この後も全部作ってみたくなりますね。色とりどりのランボルギーニをそろえてみるのもいいでしょうね。プラモだからできる贅沢です(笑)。
(全作品完成まで あと89)
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