3号指揮戦車K型 その10 線路
2012年9月16日
Category : AFV ドイツTags : 3号戦車貨車
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資料収集
私はJR線の駅の近くに住んでいまして、鉄道の線路と我が家とはお隣さんどおしなんです。そんなわけで、庭の垣根の隙間からチョイと覗いて線路の写真を数枚撮影しました。今回欲しかったのは木製の枕木の写真なのですが、本線上は全てコンクリート製になってしまっていました。ところが作業用の引き込み線の枕木はまだ木のままだったので、これは大いに参考になりました。
枕木はずいぶんと古くなって白っぽくなっているのですが、私の子どもの頃の記憶では、油か何かが塗られていて黒い色をしていたような気がします。我が家の隣は昔JR(国鉄ですね)の資材置き場で枕木が高く積み上げられており、子どもの頃それに登って遊びしかられたことが何度もありました。まぁ、そんなわけで、もう少し枕木は黒っぽくしようかと思っています。
砕石と枕木の塗装
全体をフラットアースで吹き、その上から色がむらになるようにレッドブラウンをわざとまだらに吹きました。そしてさらにAKの墨入れ塗料で石の間を墨入れしますが、それもわざとまだらになるようにしました。
枕木はアメリカーナのチャコールグレーを薄めに溶いてわざとムラになるように塗装し、これを基本とします。そしてその上からフラットブラック(写真はブラックを撮影してしまいました、間違いです)で墨入れをし、木目をクッキリとさせます。
最後にジャーマングレー、デザートイエロー、フラットホワイトで作った明るい茶色の混ざったグレーでドライブラシをします。これで枕木の塗装はできあがりです。
レールの塗装
レールとレールの留め具及び釘はメタルカラーのダークアースを塗ります。そしてその上からピグメントのライトラスト(さび色)とブラックスモーク(黒)を1:3位で混ぜた色をエナメル溶剤で泥状に溶いてレールの上面以外に塗ります。
ピグメントが乾いたら堅めの筆でこすって粉を減らします。そうすることで留め具やピンの頭などが筆でこすられてメタルカラーの金属光沢が出てそれらしくなります。
車輪と接触する上の面を綿棒でごしごしこすって金属光沢をださせます。光の当たる角度によってはしっかりとした金属光沢が出ました。
砕石の部分にも少し明るめのグレーでドライブラシをしました。でも、枕木やレールほど砕石の部分はそれらしくなりません。難しいですね。
最後に周囲の枠の部分はツヤ有りの黒で塗装しました。こうするとベースっぽくなりますよね。
(全作品完成まで あと89)
実はフェアレディZなんですが、今日ボディの白の砥ぎ出しの第一段階として1000番のペーパーでエアブラシで梨地になた部分を平らにする作業をしていたのですが、その時ボディの一部に傷が残っているのを発見しました。
まぁ、趣味で作っているので納期とは関係ありません。ですから、ここで安易に妥協するのではなく、ちゃんと補修して進むことにしました。面倒ですけどね(^_^;)
で、そのためその部分だけパテで補修し、塗装のし直しです。また乾燥に入りますから、砥ぎ出し作業は来週ですね。写真付きのレポートはその時にお届けします。
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