ニッサン・フェアレディZ Z33型 ヴァージョン・ニスモ その8 完成!!
2012年11月7日
Category : 完成 自動車Tags : ニッサンフェアレディZ
細部の組み立て
いよいよ最後の組み立て作業です。ボディに付く細々としたパーツを取り付けて行きます。まずはヘッドライトから。
ヘッドライトはカバーの裏側からスモークを軽く塗りました。これはモデルアートの今月号に載っていた手法なのですが、そうするとレンズの周囲の断面が白く目立つのを防ぐことができるというのです。それで実際に塗って見たらキレイに均一に塗れずに、「やっちまった感」満載だったのですが、はめてみると塗りむらはまるで目立たず、ホントに断面が目立たなくなったので、「やってよかった感」満載となりました。
リアのコンビネーションランプははめるだけです。塗料の厚塗りで少しはめにくかったので削ったのですが、その時ボッチも削れちゃったので、アクアリンカーという接着剤で留めました。アクアリンカーは非常に透明度の高い接着剤で、しかもプラや塗料を侵しませんから、キレイに接着することができます。はみ出た部分はエナメル溶剤を付けた綿棒でこすると簡単に取れました。
ボディサイドのZのマークはメタルシールになっており、先に黒で下地を塗ってからメタルシールを貼る事になっているのですが、私はこの小さなシールを黒い丸にピッタリ合わせて貼る自信がありませんし、さらに黒い丸をジャストサイズでまん丸に塗る自信もありません。
そこで先にメタルシールを貼り、その中に黒のエナメルを流すように塗りました。当然周囲の丸やZの文字も黒くなってしまいますので、ここは乾いてから爪楊枝に溶剤を染ませて拭き取りました。
完成!!
塗り直しを繰り返したため2ヶ月も完成にかかってしまったフェアレディZがついに完成しました。塗装の全ての工程、それこそサフ吹きも含めて、表面の研磨を繰り返しました。そのおかげで天井のLED照明のツブツブがちゃんとわかるくらいハッキリと映り込む表面を作る事が出来ました。ただし、小さな埃や傷がどがあちこちにあり、また研磨の段階でパールがはげてしまった部分もあったりと、とても完成度が高いとは言い難いです。でも、以前よりはずいぶんとキレイに仕上げられるようになってきました。これも経験を積んだおかげですね。次に車を作るときはもっとキレイに、もっと要領よく作れるようになりたいと思います。
このキットを作り終えて、さすがにタミヤだと感心しました。メッキパーツは良く漂白剤でメッキを剥がして塗り直したりするのですが、このキットではそれがまったくありませんでした。ゲート後が外にでるのがドアのハンドルなのですが、もともと梨地のメッキだったので、クロームシルバーの筆塗りで十分カバーできました。
(全作品完成まで あと86)
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