2号自走榴弾砲ヴェスペ その8 足まわりの汚しと組立て
2012年12月8日
Category : AFV ドイツTags : 10.5cmleFH182号戦車ヴェスペ
足回りを組み立てる前に車体を汚しておきます。転輪や履帯を付ける前の方が作業がしやすいですからね。今回は付属のフィギュアが寒そうな冬の格好をしているので、車体に付いた泥も半乾きのしめった感じに仕上げてみました。AKインターラクティブのアースエフェクトとMIGピグメントのダークマッドをメインに使い、ドライマッドを少々まぶしてみました。
今回はフリウルの可動式履帯ですから取り付けは簡単です。起動輪を履帯にかませて、反対側を車体に先に接着しておいた誘導輪にひっかけ、最後に起動輪を車体に差し込みます。
転輪を接着するのですが、組み立て式履帯に比べると可動式履帯は融通が利くのでどの順番に取り付けるかなんて考える必要ありません。
なにもしないでも金属製の可動式履帯は自分の重みで自然な弛みがついてくれます。カッコイイですね。1セットで戦車のプラモ1つ分くらいしますが(今回はタダみたいなものですけど・・・)、投資に見合う仕上がりですね。
履帯は地面と擦れる部分は泥も錆びも落ちて銀色に光っています。プラ製の履帯ならここは塗装で銀色にするのですが、今回は金属製の履帯です。実車同様にやすりで削って金属光沢を出してみました。ピグメントやベースに塗った焦げ茶色をヤスリで削り落とします。ヤスリはフニャフニャの紙やすりでは無く金属製の普通のヤスリを使います。こうすると本当に接地するところだけを削れますからね。
車体の前後はフェンダーの下に比べると日も当たるし風通しも良いので少し土も乾き気味にしてあります。まぁ、ドライマッドを余分に撒いたということなんですけどね。ドライマッドとダークマッドが輪染みのようになっている所は本当に溶剤を垂らして輪染みにしました。これもやってみると案外簡単にできますよ。
(全作品完成まで あと86)
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