ドイツ・4号戦車砲塔搭載ベルゲパンター Op.294 制作開始
2013年1月2日
お正月はコタツでプラモ
お正月は家族がそろってまったりとテレビを見たりして過ごしています。そんな時は家族のいる居間でお正月番組でも見ながらプラモ作りが良いのですが、現在お手つきのちきゅうもポルシェも塗装をしながらの組み立て作業となっていますから、居間で作業するわけにはいきません。そんなわけで、もっぱらに組み立て作業だけを進められるAFVに手を付けることにしました。特になにを作りたいという思いがあるわけでもなかったので、手持ち在庫の中から古そうなやつを作る事にしました。4号戦車の砲塔をベルゲパンターの車体に乗せた、4号戦車砲塔搭載型ベルゲパンターです。
故障したり被弾したりして動けなくなった戦車を後方まで修理のために移動させるのが戦車回収車です。そしてパンター戦車の砲塔を取り去り、回収用のクレーンなどを装備したのがパンター戦車回収車です。その戦車回収車からこともあろうか回収用の機材を取り去り4号戦車の砲塔を乗せてしまった部隊があります。砲塔を旋回させるための装置は最初から付いていませんから、4号戦車の砲塔はボルト留めされていたようで、砲塔は固定のままでした。よほど大砲の撃てる戦車が欲しかったんでしょうね。それほど役に立ちそうな気がしないのですがこんな改造をしてしまいました。
そんな変な車輌を作ったのはエレファント戦車を使って敵の戦車を狩る第653重戦車駆逐大隊す。この部隊は他にも鹵獲したT-34戦車に4連2cm対空砲を乗せたりと工作好きだったようです。また、他にもタイガー1型のポルシェ案の試作車輌である電動のタイガー1型を使っていたりと、話題にも事欠かない変変態戦車満載の変態部隊だったんですね。
こんな妙な戦車ですが、その気になればパンターと4号戦車の2個イチで作る事ができます。昔ならキットを2使ってきて自分で作ったりしたモデラーもたくさんいたんじゃないでしょうか。でも今はこんな車輌もキットになっちゃう時代なんですね。というか、この手の2個イチ車輌が得意なサイバーホビーがこの変態戦車を放っておくわけがありませんよね。発売されたのは2009年の1月ですから、もう4年も前になるんですね。そろそろ成仏させてやらないといけないので作る事にしました。
制作開始、足回りの組み立て
パンターの足回りは千鳥配置の転輪の数こそ多いのですが、サスペンション本体は車内に収まっているトーションバーサスペンションなので組み立てはあっさりとしています。
また今回は組み立て式の履帯では無く、ベルト式の履帯が付属してきましたから、あっさりとここまで進めることができました。
塗装の手間を考えて分解できるように車輪は全て未接着です。
車体の横の装甲板ですが、金型から抜きやすくするために斜めにカットされています。実車では当然ここは90度に切られていますから実車同様に整形しておきます。削った後は断面に溶断の痕をデザインナイフの刃先でつけておきました(写真左)。
あまり見えなくなると思うのですが、側面の装甲版には接着したときにできるつなぎ目が残りますが、これはパテで埋めておきました。よく考えたらシュルツェンも付くので、まったく見えなくなってしまいそうですけどね(^_^;)。
(全作品完成まで あと85)
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