4号戦車砲塔搭載ベルゲパンター その2 車体の組立て
2013年1月4日
車体の組み立て
車体の上部を組み立てます。パンターの車体は斜めにカットされた装甲版を組み合わせて作られています。その合わせ目は溶接で留められており、溶接の痕があります。溶接の痕を追加するために先に車体を全部組み立てしまいます。ペリスコープは塗装後にはめる方が楽なのですが、ちょっと入れられそうに無いので先に接着しておきました。
溶接の痕はエポキシパテで作りました。写真では車体前部の溶接痕ですが、これは車体の4すみ全部にあります。
車体の合わせ目に隙間が少しできる部分があるのでパテで埋めて整形します。溶接痕の部分にできる隙間は整形できないので、溶きパテで埋めて溶剤を染ませた筆で形をなじませました。
車体後部の組み立て
車体後部を組み立てます。まずは排気管です。排気管の穴はインジェクション成型の限界であまり深く薄くできないので、バードリルを使って広げます。
広げた排気管の穴の中にはつぶれ防止の支え棒を0.5mmのプラ棒で追加します。こんな簡単な追加工作でグッと精密感が上がります。
雑具箱の下には車幅表示灯があります。キットにはクリアパーツの車幅表示灯が入っているのですが、そのベースのパーツはクリアパーツを想定したモノが入っていません。せっかくのクリアパーツを使わない手は無いので、その部分を切り落としてクリアパーツの車幅表示灯を付ける場所を作ります。
車幅表示灯は塗装が完了してから取り付けることにしますから、しばらくはこのまです。
ジャッキを取り付けます。ジャッキ台はエッチングパーツで作るのですが、プラパーツとの選択式じゃないので必ずエッチングパーツを使わなければいけないのがチョイと何ですね。
先ほどの車幅表示灯はパンターのD型でも初期型の形状をしているのですが、このジャッキ台は後期型の形状です。そんなややこしい車輌をできるだけローコストに再現するためにエッチングパーツを多用するんでしょうね。まぁ、サイバーホビーの白箱ですから多少の覚悟はしていましたけどね。
(全作品完成まで あと85)
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