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ドイツ・計画偵察用軽戦車VP1602レオポルド Op.295 制作開始

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ホビーボス Post : 295-1

風邪引いちゃいました

年末年始と忙しかったのがたたったのか、びっしり埋まった予定表が解消される先週末に、気の緩みから熱を出してしまいました。おかげで土日は仕事部屋兼プラモ部屋に行くことも無く、暖かい居間でごろごろとして過ごします。でもさすがにテレビ見たり昼寝ばかりしていても退屈なので、プラモを1箱持ち込んで組み立てを始めることにしました。なにしろ制作中のプラモは全部塗装工程に入っていますから、居間ではできませんからね。チョイスしたのはホビーボスの「偵察軽戦車 VP1602 レオパルド」です。

計画ミニパンター

ドイツ・偵察用軽戦車VK-1602レオポルド 1/35 ホビーボス

ドイツ・偵察用軽戦車VK-1602レオポルド 1/35 ホビーボス

敵の情報を得るための偵察には、わざと攻撃を仕掛けてその兵力を調べる威力偵察があります。この威力偵察を行うためにドイツ軍は2号戦車系列の軽戦車を割り当てました。その2号戦車系列の最後のモデルがこのVK1602です。ただ正式な型番が付いていないことからわかるように、設計がされただけで実際には製造されませんでした。軽戦車ではコストがかかるので、装輪装甲車がその役を引き継ぎます砲塔だけは軽戦車から威力偵察の役を引き継いだ8輪装甲車のSd.kfz.234/2 プーマの砲塔として採用されました。

2号戦車系列とはいえ、その姿はまるでミニパンターで、パンターD型をそのまま小さくしたような形をしています。実際足回りはパンターのパーツをそのまま使っており、小さな車体の割にずいぶんと立派な下半身です。傾斜装甲による防御力、60口径の5cm砲による攻撃力、そして強力な足回りの装甲力はそれまでの2号戦車を大きく凌駕していますよね。

キットはトランペッターのサブブランドのホビーボスで、たぶん少量生産なんでしょうね、定価はサイズや内容の割に高めです。2010年の発売ですからもう3年も前の製品です。一時トラペが計画車輌をたくさん出していた時期がありましたが、その時のものだったかな・・

車体の組み立て

偵察用軽戦車レオポルド

車体の組立て

組み立て開始です。最初は足回りからです。トーションバーサスペンションは実車同様に可動させられるのですが、全ての車輪をきちんと接地させるために位置決めのダボがでているため、苦労なく平らに作る事が出来ます。ジオラマとかで地面に転輪を合わす場合はそのダボを切り飛ばせば可動にできます。

ピッタリ合わさる合わせ目

運転手と無線手のペリスコープを差し込んでから車体の上下を貼り合わせます。パーツの合いは奇跡のようにバッチリで、車体前面ぼ合わせ目はまるで無かったかのようにキッチリと合わさります。トラペはたまに良い仕事をしますね。

履帯の組み立て

計画偵察用軽戦車レオポルド

履帯の組立て

履帯を組み立てます。履帯はガイドホーンが別パーツになっているため組み立てには少々手間がかります。整形して組み立てた履帯は一列に並べてリモネン系接着剤で連結します。リモネン系を使うのは硬化に時間がかかるのと、固まったら接着力が強力であるからです。

つないで30分ほど経過して半乾きになった履帯を丸く輪にします。このとき最後につなぐのは乾燥の早い普通の接着剤です。

だいたいの形を作ったら両端に起動輪と誘導輪を差し込み(接着はしません)、一番内側の転輪だけを付けた車体にはめ込みます。

計画偵察用軽戦車レオポルド

履帯の組立て

その後真ん中の列の転輪をはめます。このときガイドホーンが邪魔になるので履帯を上下に広げるのですが、長さが短いので大きく広げることができません。そこで無理なくはめられるように、転輪の軸を短く切り飛ばしておき、斜めに入れやすくしておきました。

最後に一番外側の転輪をはめれば出来上がりです。各車輪は一切接着していないので、塗装の時にバラバラに外すことができます。ですが、履帯が完全に固まるまで接着剤の揮発により収縮するといけないのではめっぱなしにしておきます。

計画偵察用軽戦車レオポルド

履帯の組立て

書き忘れましたが、履帯のコマ数は67コマでした。説明書には66コマとありますが、それでは少々きつすぎます。1コマ増やしてもそれほど余裕はありませんでした。ただ2コマ増やすとぶかぶかになります。

今日はこまですが、実は土日の2日間でほぼ素組みでの組み立ては完了しています。ですが、ブログには制作記を順番にアップしていくことにします。

(全作品完成まで あと85)

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