ドイツ・4号戦車砲塔搭載ベルゲパンター その12 完成!!
2013年2月14日
Category : 完成 AFV フィギュア ドイツTags : パンター
車体の仕上げ
スポンジを使ってエナメル塗料でチッピングを入れます。本当は筆でチマチマと描き込んだ方がいいのでしょうが、どうも面倒な作業は性にあわないので、お手軽なスポンジ方で済ませてしまっています(^_^;)。
最後にピグメントを粉のまま使って埃汚れや錆が垂れた感じを付けていきました。手軽に汚しができるのは良いのですが、筆が傷みやすいのが玉にきずです。この作業は安い筆で行っています。
フィギュアの塗装
組み立ててサフ吹きをしたフィギュアに下地の色を塗っておきます。私が使う水性アクリル塗料のアメリカーナは発色も良く、しかも低価格で扱いやすいのですが、なにしろ塗膜が弱くて困ります。まぁ、プラモ用じゃないのでしかたがありませんけどね。そこではげたときの保険に下地になるべく似た色を塗っておきます。こうすれば万が一はげてもあまり目立ちませんからね。
ラッカーのツヤ消し塗料をエアブラシで適当に塗分けます。フィギュアの様な複雑な形をハンドピースだけで塗分けられるわけはなく、相当に吹きこぼれたりはみ出したりしていますが、気にしていません。なにしろ下塗りですから。
水性アクリル塗料で塗分けます。水性アクリルは油彩やエナメル塗料の様にブレンディングができませんから、薄めた塗料を塗り重ねてグラデーションらしきものを再現します。
全部塗り分けが終わったら一度塗膜の保護のためにラッカーのつや消しクリアを吹きます。これが乾くと指で触れても大丈夫になります。
全身が完全なつや消しになってしまっていますから、肌とか髪の毛、ベルトなどの革の部分は水性アクリルで調合した半ツヤクリアを筆塗りします。
最後にタミヤのウエザリングマスターを使って靴や服の汚れやすい部分を汚して完成です。
完成!!
これにて4号戦車砲塔搭載型ベルゲパンターの完成です。変な名前の戦車なのですが、現地改修で作られた1輛かぎりの変態車輌ですから正式な名前は無いみたいです。現場では何て呼ばれていたんでしょうね。
パンターの車体の上に乗った4号戦車の砲塔はずいぶんと小さく見えますが、砲塔リングのサイズは実は4号戦車の方がホンの少しだけ大きいんですよね。もしベースとなったのがベルゲパンターじゃなかったら砲塔を回転させられたかもしれませんね。まぁ、パンターの砲塔をわざわざ4号戦車の砲塔に取り替えるような変な人は居ないとおもいますけど(笑)。
(全作品完成まで あと88)
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