計画偵察用軽戦車レオポルド その7 迷彩塗装
2013年2月17日
Category : AFV ドイツTags : レオポルド
設計だけの計画車輛ですからどんなパターンで塗るかはモデラーの自由なのですが、どうも私はそういうのを考えるのが苦手でして、結局塗装図通りに塗ることにしました。ただここで大戦の終盤らしく境界のぼけた迷彩塗装ではなく、境界のはっきりしたコントラストの高い3色迷彩にします。
グリーンはいつもと同じような色調ですが、ブラウンはいつものオレンジ色に寄った茶色ではなく、チョコレート色にしました。キングタイガーなんかでよく使う色です。
境界のはっきりした迷彩を塗るのにベストな方法はマスキングをして塗ることなんでしょうが、さすがにこれだけ表面にいろいろついているとマスキングはできません。
そこで一度いつものようにエアブラシで迷彩塗装を行います。この状態では地色のダークイエローに対して迷彩色の粒子が飛び出していることになります。この上から今度はダークイエローを吹いて外に吹きこぼれた迷彩色の粒子を消します。もちろん今度は迷彩パターンの内部にダークイエローの粒子が入り込みます。
塗料が十分に乾いたら、迷彩色を筆塗りで上から塗り重ねます。下にエアブラシで塗った部分がありますから、厚塗りしなくても十分に発色しますので、筆ムラは最小限で済みます。これで境界がクッキリするのと、吹き込んだダークイエローの粒子を消すことができます。
筆塗りでの修正が完了しました。チョコレート色の茶色も抹茶色の緑と並ぶと小豆色に見えてきます。まるで宇治金時ですよね。なんだかおいしそうな色味です(笑)。
デカールの下地作りとしてツヤ有のクリアを吹くのですが、今回はデカールを貼る部分だけでなく、全体に吹きました。こうすることによって筆塗りでできたツヤムラを消し去ることができます。
まだ少し残っていますが、この後デカールを貼った上から半ツヤクリアをコートしてウオッシングをし、さらにそのウオッシングの保護とツヤの統一のためにツヤけしクリアをコートするので、その段階まで行くとおそらく筆ムラはかなり目立たなくなると期待しています。
(全作品完成まで あと88)
関連するコンテンツ
作品No.295の記事一覧
- ドイツ・計画偵察用軽戦車VP1602レオポルド Op.295 制作開始 (2013年1月20日)
- 計画偵察用軽戦車レオポルド その2 車体上部の組立て (2013年1月28日)
- 計画偵察用軽戦車レオポルド その3 砲塔の組立て (2013年2月2日)
- 計画偵察用軽戦車レオポルド その4 OVMラックなどのでっち上げ (2013年2月9日)
- 計画偵察用軽戦車レオポルド その5 サフ吹き、影吹き (2013年2月13日)
- 計画偵察用軽戦車レオポルド その6 基本塗装 (2013年2月16日)
- 計画偵察用軽戦車レオポルド その7 迷彩塗装 (2013年2月17日)
- 計画偵察用軽戦車レオポルド その9 スミ入れ (2013年2月21日)
- 計画偵察用軽戦車レオポルド その10 足まわりの汚しと組立て (2013年2月23日)
- 計画偵察用軽戦車レオポルド その11 OVM等の仕上げ、アンテナの取り付け (2013年3月1日)
- ドイツ・計画偵察用軽戦車VP1602レオポルド その11 完成!! (2013年3月2日)
コメントを残す