日本海軍・水上機母艦 千代田 Op.296 制作開始
2013年2月18日
2013年は1/700の船を作ろうと決めていたのですが、早2月も中旬になってしまいました。そんなわけでさっそく1つ目を作ります。
これまでも1/700の船を作ったことはあるのですが、いずれも素組みでして、今回はついにエッチングパーツに挑戦します。
実は昨年末にエッチングパーツ付の大和を購入していたのですが、あまりのエッチングパーツのデラックスさに腰が引けてしまっていました。まずは少し小さめの船で練習から入るのが筋ですよね。いきなり大和はやっぱりね・・・
で、チョイスしたのが青島の水上機母艦の千代田です。軽巡洋艦くらいのサイズでお手軽なんです。
当時、飛行場が整備されていない戦域でも水面さえあれば運用できる水上機の母艦が有用であることが判明。そのため、水上機母艦として千歳型が設計されました。千代田はその内の一艘です。当初から千歳型は水上機母艦だけでなく、特殊潜航艇甲標的の母艦やさらには空母への改造ができるように設計されていました。そしてこの千代田は開戦前には甲標的の母艦に改造され、さらにはミッドウエー海戦で主力空母を失った後に航空母艦に改造されたそうです。
アオシマのキットは甲標的の母艦に改造された時の姿のようで、甲板の上にはたくさんの水上機だけでなく甲標的も並んでなかなかにぎやかです。なんだかおもしろそうでしょ。
制作開始
エッチングパーツ付のキットもあるのですが、今回は入手できなかったので、通常のキットと純正エッチングパーツを別々で手配しました。少々高くついてしまいますが、それでも両方足して戦車1輌よりも安いのですから、お値打ちですよね。まぁ、プラモのサイズが小さいのであたりまえですけど。
まずはいちばん最初にエッチングパーツを食器洗いで洗って油を落とし、乾燥させたらすぐにメタルプライマーを塗っておきます。これで錆びることもなく安心して使えますね。
船体の整形
船体には船首にヒケがあったので、パテで埋めてならしておきました。他にも細かなパーツのあちこちにヒケがあり、ちょっと苦労させられそうです。
船尾には特殊潜航艇の甲標的を発信させるための口があるので、ここだけ別パーツになっています。パーツを接着したあとにはばっちりと合わせ目が残ってしまったので、ここもパテ埋めして整形しました。
艦橋の組み立て
艦橋を組み立てます。純正のエッチングパーツを使って窓枠を交換したのですが、下の受けに対して位置を合わせたら上の軒からはみ出てしまいました。あらら・・・です。
手すりや階段をつけるのですが、ほんと細かくて大変です。もううまくついているのかどうかよくわかりませんでしたが、写真に撮影して拡大してみると・・・(;´Д`)
マストを立てるための穴をふさぎます。こんなことは最初から分かっていることなので、組み立てる前に済ますのが本当ですよね。こんな風にエッチングパーツがどっさり付いちゃうと作業しにくくてしかたないです。反省反省。
さすがにエッチングパーツのマストは細くて繊細でかっこいいですね。これは頑張った甲斐があります。階段なんかに比べると工作もそんなに難易度が高くないので、これは癖になりそうですね。
(全作品完成まで あと88)
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