ティーガー1初期生産型(ズベズダ) その8 牽引ワイヤ、フィルタ、予備履帯
2013年5月31日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
ズベズダの砲塔の組み立てに入ったのですが、1つ分ブログにアップしていない工程があったことに気づいたので今日はそちらからです。
牽引ワイヤー
プラモ屋さんで購入した銅線を使って牽引ワイヤーを作ります。打っていたのは0.8mmと1mmで、今回は1mmを使ったのですが、少し太かったかもしれませんね。でも0.8じゃ4号戦車みたいだし。
この銅の撚り線は1本ずつの線が細く撚りが緻密です。そのため見た目がリアルなだけでなく、非常に柔らかくしなやかで形を整えやすいんですね。ドラゴンのキットにオマケで入っている金属の撚り線とは明らかにクオリティが違います。まぁ、そうかといっていつもこれを買うのは贅沢な気もしますけどね。今回のように特別な事情があるときだけです。
牽引ワイヤーは通常の搭載方法ではなく、前後のフックに最初からかけられている付け方で、左側だけは途中の留め具に止められています。右側は留め具が破損しているのでそのままぶらぶらです。
特徴的なのは左のワイヤーが被弾した装甲板のえぐれた痕にぴったりはまっているところで、実車の写真にもバッチリと写っています。
ファイフェルフィルターと予備履帯
ファイフェルフィルターはズベズダのパーツを元にダメージを受けた感じで作ったのですが、その後実車の写真をよく見たら、パイプが外れてまったく機能していないことが判明しました。ダメージの度合いも足りなかったようです。
そこで余っているドラゴンのフィルターを使い、再度作り直しました。ドラゴンのフィルターの方が出来が数倍良いので、がんばり甲斐があります。
左のフィルターの大きく凹んだ様はろうそくであぶって堅いものを押し当てて変形させました。また右のフィルターのパイプは外れて違う方向を向いているので、これもろうそくであぶって変形させました。うまくフィットさせるのが難しかったですね。
前部の予備履帯は部隊によっていりいろとバリエーションがあったみたいで、この部隊では2本のラックで履帯が止められています。しかもそれぞれのラックは車体の幅いっぱいではなく、少し内側に入っているため、プラ板で作り直しました。
特に上の抑えは横棒の部分が薄いので薄いプラ板を使っています。履帯も端の1コマだけ外れていて少し傾いている様子が戦場写真で確認出来たので、わざとらしくそのようになっています。
(全作品完成まで あと95)
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