ネオジオン・MSM-06Sシナンジュ Op.308 制作開始
2013年5月14日
頼まれガンプラ、素組み未塗装シリーズの最後は MS-06S シナンジュです。MSN-06S シナンジュはガンダムユニコーンに登場するニュータイプ専用のモビルスーツです。搭乗するのはフルフロンタル(丸裸という意味?)という名の謎の男なのですが、どうやらシャアでは無いみたいです。
今回のたのまれ仕事の中で唯一のMGなのですが、普通のMGキットと違いかなり複雑で大型です。定価も7500円もするよい子の価格を超越していますので、これは作りごたえがありそうです。
なかなかの人気キットらしく、これの作例はお店やネットでよく見かけます。ちょっと装飾が過剰かな?って思わないでも無いですが、すごくカッコいいデザインですよね。今まではほぼ1日1体のペースで作ってきたのですが、これはちょっと腰を据えて作ります。
デカールかシールか
このモビルスーツにはジオン軍の制服のよう金色の装飾があるのですが、それを再現するために水転写デカールと紙製のシールの両方が入っています。モデラーの技量に合わせて選んでね・・・ってことでしょう。デカールはメッキ調でなかなかの輝きです。せっかくなので水転写デカールは苦手なのですが、がんばってみることにしました。
しかし貼ってみるメッキ部分が堅くて厚いため、余白がキッチリとパーツに密着せずにシルバリングを起こしてしまっています(写真左)。そこでマークソフターを使ってみたのですが、これが大きな間違いでした。
マークソフターを使うと余白部分がしわしわになってその後縮んでプラに密着してくれるのですが、メッキ部分は普通のデカールの印刷では無いため全く縮まず、その結果メッキ部分に余計なしわが入ったり割れたりしました。
結局それを修正するために余白部分を全部デザインナイフでカットすることになりました。歯が弓なりになったデザインナイフプロを使って、生乾きの状態で切っていきます。これならばひっかいて破くことも無くキレイに余白を切り取ることができます。しかしまたまたここでも問題が・・・
余白をカットしたメッキデカールは少々弱く、簡単にはげたり砕けたりしました。今回は未塗装が条件ですから、クリアで保護することもできません。しかもデカールの余白を切り取るなんて作業はあまり初心者向けでは無いのでもしかしたら制作の条件を外れるかもしれません。
そこでデカールを剥がして(もう後戻りできません・・・)、紙のシールを使いました(写真右)。
いや~、なんのことはないですね。こっちの方が仕上がりがキレイじゃないですか。しかも楽ちん。紙は柔らかくて良くなじむのでピッタリと貼り付けられます。形が複雑な部分は黒い部分も紙に印刷されているのですが、ご覧の通りあまり目立ちませんでした。
組み立て完了
とりあえず武器とシールド以外の組み立てが完了しました。こう書くとあっと言う間ですが、作るのに3晩ほど使いました。シールの貼り直しもありましたからね。
やっぱりガンプラはMGですね。パーツ数は多いのですが、パーツが大きいので組み付けがしっかりしていますし、説明書が丁寧に書かれていますから、じっくり作ればそんなに難しくありません。値段が高いの(大きいのであたりまえですが)がよい子のみんなにはキツイかもしれませんが、おじさんモデラーには大丈夫ですよね。
(全作品完成まで あと92)
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