ティーガー1初期生産型(ドラゴン) その10 影吹き、基本塗装
2013年6月10日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
影吹き
影吹きをします。影色は自家製のチャコールグレーで、手持ちの焦げ茶色(城カラーの焦げ茶)に黒と白を混ぜて彩度を落とし、さらにフラットベースを適量混ぜて作りました。
ドラゴンの軟質プラのベルト式履帯は接着も塗装も可能で、普通に塗ることができるので助かります。さらにガイドホーンの軽め穴も抜けていますし、モールドも繊細です。これが一発抜きで作られていると思うとドラゴンの技術力の高さを感じますね。履帯に関してはタミヤも完全にまけてます。
基本塗装(暗色)
暗色を吹きます。車体の下半分はほぼ全面です。車輪は一番外側の光が当たる部分は基本色を塗るので、暗色は塗りません。
基本塗装(中間色)
基本色を塗ります。このS33号車は砲塔の横に予備履帯がありませんし、車体の横の履帯交換用ワイヤーも装備していません。そのため垂直に切り立った部分が多く露出しているので、グラデーション塗装となる部分が他よりも多くなっています。ちょっとがんばり所ですね。
基本塗装(明色)
最後に明色を吹きます。砲塔の天板やハッチははっきりと明るくしました。タイガー1型のように側面の装甲板が垂直に切り立っていると、砲塔や車体の天板が大きくなります。反対に斜め装甲を持つパンターやキングタイガーの砲塔の天板は小さいですよね。結果として明色を吹き終わると、全体に明るいイメージになります。こうして上から撮影した写真を見ると、ちょっと明るすぎたかな・・・とも思います。
車輪には明色は使いません、光が当たる部分には基本色を塗って仕上げます。このキットでは奥になる転輪は横の棒(?)でつながってますから、塗るときも楽ですね。サスペンションが効かないのでジオラマには向きませんが、単品作品で平らな陳列台に置くのなら、このようなつながった転輪は楽でいいですね。
(全作品完成まで あと96)
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