ティーガー1初期生産型(ズベズダ) その22 車体の仕上げ
2013年7月12日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
OVMの仕上げ
OVMの金属部分にさび色のピグメントを塗ります。ただしあまりドロドロのを塗るとボロ錆びになってしまいますから、溶剤で薄くのばした物を流す感じで塗り、乾いたら堅い筆や綿棒でこすって余分の粉を落とします。
この写真はピグメントが乾燥した状態です。ここから余分のピグメントを落とすと、下地のメタルカラーも擦れて金属光沢が現れます。
チッピングと埃汚れ
この色の車体はチッピングを入れてもあまり目立ちませんので、チッピングは軽く角にだけ入れました。チッピングはエナメルの焦げ茶をスポンジに付けて軽くスタンプします。付きすぎたら溶剤で拭き取れますから、お手軽です。
最後の仕上げでピグメントを消毒用のアルコールで薄く溶いた物を埃のたまりそうな所に流します。乾いたら、ピグメントを塗った境界を同じく消毒用アルコールを染ませた筆で拭いて、余分のピグメントを拭き取ったり境界をぼかしたりします。
なぜ消毒用アルコールを使うかというと、アルコールの濃度が高いので(80%程度)、すぐに酔っ払うじゃなくて、すぐに乾燥するために作業効率がとても良いからです。
これにてティーガー1初期生産型の仕上げは終了です。このままフィギュアの塗装をがんばって完成させましょう。もう一息です。
(全作品完成まで あと96)
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