日本海軍・戦艦榛名 Op.312 制作開始
2013年7月18日
古~いキット(;^ω^)
私が行きつけのプラモ屋さんのモケモケさんの今月の展示会のお題は「水物」です。要はお船ですね。そこで在庫から「戦艦榛名」を作ります。
イギリスによって作られた最後の日本主力戦艦の金剛。その金剛をモデルに国内で作られた金剛型の3番艦が榛名です。金剛型はもともと装甲巡洋艦として開発されたため、戦艦の命名である国の名前ではなく、巡洋艦の命名法の山の名前が付けられました。戦艦と巡洋艦の中間のような設計のため高速で、高速戦艦ともよばれたりします。またそのため、第1次世界大戦のころの製造という古い船にもかかわらず、第二次大戦でも活躍することができました。
実はこの榛名、そのモケモケさんの春の飲み会のジャンケン大会でゲットした景品でして、なんともまぁ古いキットです。箱の色もどことなく変です。中にはなんとカチカチになった接着剤も入っています。(^_^;)
現在ではもっとちゃんとしたキットが発売されているのですが、それでもせっかくいただいたキットです。ちゃんと成仏させてあげましょう。艦船模型修行中の私には丁度良い練習台かもしれませんしね。
ただこのままではいかにもなので、フジミから発売になっているエッチングパーツセットを使うことにします。一応純正ではあるのですが、たぶん新金型の榛名用でしょうから、合わない可能性が高いことは覚悟の上です。ここまで投資するならキットを買い換えた方が・・・と言われるのは承知の上です。手にしたプラモは成仏させてあげるのがプラモ日記の精神ですからね。
エッチングパーツの塗装
エッチングパーツは購入したらすぐに袋から出して中性洗剤で洗います。表面の油を落としたら乾燥機に入れてすぐに乾かして、そのままガイアのマルチプライマーを塗ります。
以前この状態で組み立てたことがあるのですが、トラスの内側、特にカタパルトの内側を塗るのに苦労しました。あまりしつこく拭くとトラスの目が詰まってしまいそうですからね。
そこで先に全体を船体色よりも少し暗い色で塗っておきます。これで組み立て完了後に外側に出た部分は船体色になり、内側は暗色になるので丁度いいですよね。暗色にはクレオスのMr.カラー333番のエクストラニュートラルグレーを使いました。私がドイツの戦車を塗る色です。
艦底の接着と整形
ウオーターラインシリーズは私が中学製の頃に夢中になったシリーズです。そんなころは筆塗りで塗装しており、組み立てながら塗ってましたから、艦底は別で塗って最後に接着です。
今まで作ったキットも実はその工程で作ってのですが、実はそれでは船体のグレーの部分と艦底との間に隙間というほどではないのですが、ホンの少し筋が入ってしまいます。
なにしろ1/1700ですからね、合わせ目はもう存在してはいけません。ツルツルじゃないとおかしいんです。
そんなわけで先に接着してしまい、合わせ目ができないように整形しておきます。グレーの部分と赤の部分で微妙にできる段差をペーパーでキレイにならしてやりました。
またついでに艦首にできていたヒケをパテで埋めて整形しました。その際、碇がなくなっちゃいましたので、これは別途用意することにします。たしかそんなパーツばかりをセットにして売ってたような・・・
(全作品完成まで あと94)
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