ドイツ・4号a型10.5cm対戦車自走砲ディッカーマックス Op.314 制作開始
2013年7月29日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車ディッカーマックス
4号戦車に巨大な10.5cmカノン砲を搭載した自走対戦車砲がディッカーマックスです。シュトゥーラ・エミールと同時期に作られた試作車輌で、たった2輛だけが作られ東部戦線に投入されました。強力な10.5cmカノン砲でかなりの戦果を上げたのですが、実際に量産化されることはありませんでした。ナスホルンに負けちゃったんでしょうかね。
キットはトランペッターの1/35です。随分前に模型店のバーゲンで購入したのですが、作らないままになっていました。巨大な大砲と自走砲にしては比較的しっかりとした装甲がなかなか迫力があってカッコイイですよね。でもオープントップの戦闘室は後はめとかができなさそうで、組み立て塗装にはなんらかの工夫が必要になりそうです。
パーツの洗浄
最初にパーツを洗浄します。プラモは金型から外れやすいように離型剤が塗られているのですが、それを中性洗剤で落としてやります。国産のプラモでは神経質になることはありませんが、輸入物はやっぱり信用なりません。何度もヒドイ目に合ってます。
洗剤は花王のキュキュットを使っています。油汚れにめっぽう強く、しかもすすぎも短時間でキレイにすすげます。洗剤が残っちゃなんにもなりませんからね。
洗浄が終わるとプラの手触りが明らかに変わります。洗剤の名前の通り、キュキュッという感じですね。
シャーシの組み立て
シャーシを組み立てます。最近の4号戦車のキットでは車体のパーツは分割が細かくなされており、作るのがなかなか大変ですが、このキットではパーツ分割はそこそこで作りやすくなっています。
もともと足回りはあまり見えませんから、そんなに凝らなくても大丈夫なんですよね。
起動輪のデフケースにはボルトの頭を貼付けるようになっています。写真のようにランナーからそぎ取り、接着します。接着箇所にはうっすらとですが印が入っているので、位置で悩むことはありません。
随所に押し出しピンの跡があったり、合わせ目に隙間ができたりするので整形には手間が掛かります。
車輪の組み立て
サスペンションの前に車輪を組み立てました。誘導輪にはエッチングパーツを使います。このあたりは最近では定番ですね。
上部転輪は2枚1組ですが、内側だけを車体に接着してあります。こうすることにより、ガイドホーンを挟み込まないので、組み立てが終わって固まった履帯を簡単に外すことができるようになるからです。生活の知恵です。
(全作品完成まで あと92)
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