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ドイツ・4号a型10.5cm対戦車自走砲ディッカーマックス その12 完成!!

Category : 完成 AFV フィギュア ドイツ

Scale : 1/35 Maker : トランペッター Post : 314-12

仕上げ

チッピング

エナメルの黒とハルレッドを混ぜて作った焦げ茶色をスポンジでスタンプしてチッピングをします。ジャーマングレーの車輌はチッピングがあまり目立たないのでそんなに一生懸命しません。

砂埃りの汚れ

車体の汚しに使ったピグメントの残り(余分を削り落としているのでかなり出てます)を消毒用のアルコールで薄く溶いて入り隅に流します。アルコールで溶くのは蒸発が早いからで、アクリル溶剤で溶く場合に比べて格段に作業効率が上がります。乾いたら余分をこすり落とすか、アルコールで拭き取ります。

錆汚れ

さび色のピグメントを粉のまま使って浮いた錆や流れた錆を強調します。牽引ワイヤーや予備履帯のように塗装されていない裸の鉄から錆を流してみました。

排気管の出口周囲にもブラックスモークのピグメントをまぶしてあります。ススですね。これにて車体の仕上げは完了です。

フィギュア

フィギュアの組立て

キットにはフィギュアは付属しないのですが、この車輌、どうも普通の戦車とバランスが違うので(車体にくらべて大砲がデカイ!!)、フィギュアを添えてみることにしました。用意するフィギュアはタミヤの『ドイツ戦車兵小休止セット』の下士官です。

所属はわかりませんが、気にしないで国防軍の制服を着てもらいました。

タミヤの小休止セットのフィギュアはとてもよく出来ており、なかなかカッコイイのですが、襟、袖、上着の裾などをデザインナイフで彫り込んでレジンフィギュアの様にクッキリとしたモールドにしました。

フィギュアの塗装ツヤの調整

フィギュアの塗装はアメリカーナというトールペイント用の水性アクリル塗料です。安くてキレイに塗れるので愛用しています。

アメリカーナは塗膜が弱いのでラッカーのツヤ消しクリアでオーバーコートして塗膜を保護します。

しかしそのままでは顔や髪の毛もツヤ消しになってしまうので、半ツヤのクリアを筆塗りしてツヤを調整します。

今までは自家製の半ツヤクリアを使っていました。タミヤの水性クリアにフラットベースを適量混ぜて作るのですが、この適量が難しく、ほんのちょっとの配合の差でツヤ消しになってしまったりします。これでいつも苦労していたのですが、今回新発売になったタミヤのX-35セミグロスクリアを購入したところ、とても良い感じに塗ることができました。タミヤさんに感謝感謝です。

完成!!

ドイツ・4号a型10.5cm対戦車自走砲ディッカーマックス 1/35 トランペッター

これにて ドイツ・4号a型10.5cm対戦車自走砲 ディッカーマックス の完成です。ほとんどキットのままの素組みですが、なかなか良い感じに仕上がりました。

ずいぶん前に購入して4年近く作らないまま持っていたキットを成仏させました。丸っこい背中に長い大砲がにょきっと出ていて、まるでカブトムシみたいですよね。箱絵でも4号戦車の群れの中に混じっているのですが、この大きな主砲はなかなか頼もしかったと思います。

ドイツ・4号a型10.5cm対戦車自走砲ディッカーマックス 1/35 トランペッター

キットはパーツの合いもまずまずで、作りやすいキットでした。特に広い面がキッチリと平面が出ているし、特徴的な溶接の痕もしっかりと再現されており、そのまま組むだけでも十分です。ただし、OVMのクランプのハンドルがあったりなかったりと、キットの中での省略の統一がなされていないのは残年ですね。もう少し気持ちを込めて製品化してもらいたいですね。

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(全作品完成まで あと91)

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