10.5cm対戦車自走砲ディッカーマックス その6 砲尾の組立て、塗装と戦闘室の組立て
2013年8月3日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車ディッカーマックス
砲尾の組み立て
主砲の10.5cmカノン砲を組み立てます。もう少し砲身の短い10.5cm榴弾砲はよく見かけるのですが、この砲はめずらしいですね。後から作られた8.8cm対戦車砲の方が性能が良かったのか、そちらが採用されたんでしょうね。ならば8.8cmKwk43を搭載したディッカーマックスを見てみたかったですね。ナスホルンよりも強そうですよね。
砲は左右に旋回するだけでなく、上下に俯仰します。ですが、AFVクラブのように砲の俯仰に合わせて照準器の角度が変わるような凝ったギミックはありません。対戦車砲の場合、俯仰角は小さいのでそれでも十分なんですけどね。
戦闘室内部の塗装
戦闘室内部の塗装をします。最初は影色を塗るのですが、砲尾の周囲はほぼ真っ黒です。影色は自作のチャコールグレーで、マホガニー+タイヤブラック+フラットベースを1:1:0.3くらいの割合で混ぜてます。これは大量に使うので作りダメしてあります。
続いてジャーマングレーを塗ります。ガイアのデュンケルグラウに白を混ぜて明るくして使っています。どうもあれは黒すぎていけません。
砲の後ろにある中央の大きな箱状のモノ(燃料タンク?それとも砲弾ケース?)の上の面は明るい色としてクレオスの#333エクストラライトシーグレーを軽く吹いています。
後日追記:読者のtomboy07さんからの情報で、この箱の中味はエンジンであることが分かりました。邪魔にはなるのですが、整備性はいいですよね。
細部の塗り分けをします。砲手の座面は黒で指示されていたのですが、ブラウンの方が見栄えが良いのでブラウンで塗りました・・・って、こんなんでいいのか(笑)。
全体を軽くウオッシュすると落ち着いた雰囲気になります。AKのウオッシュ塗料はジャーマングレー用ではなく、英米軍戦車の濃いグリーンの色用のものを使いました。特に理由はありませんが、どことなくその方がいいかな・・って思っただけです。
戦闘室の側面、天井の装甲板も組み立てて塗装しました。同様にウオッシュまで済ませてあります。
車体の組み立て
車体を組み立てます。なかなかパーツがピッタリとは合ってくれないのでちょっと苦労しました。設計が悪いのではなく、長いこと箱詰めされている間にパーツが曲がってしまったのが原因のような気がします。
一度履帯を外してフェンダーの裏側を触れるようにして、戦闘室を接着しました。これならばキッチリと押さえ込めます。
足回りのパーツはまだ組み立てから1週間経っていませんから、もう一度組み立て直して戻しておきます。何度でも取ったり付けたり出来るのが便利です。
車体に付いているハッチ(乗員用とメンテナンス用)はいずれもピットマルチという貼ってはがせるノリを使って接着してあります。留めてあるのはヒンジのぶぶんだけですから、ハッチの開閉ができます。このノリ、ちょっとした文具屋さんならどこでも売ってますし、とっても便利ですよ。
(全作品完成まで あと92)
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