ドイツ・6号戦車(P)ポルシェティーガー その13 完成!!
2013年9月13日
Category : 完成 AFV ドイツTags : ティーガー1
スミ入れ
AKインターラクティブのスミ入れ塗料WASHのアフリカ軍団用(ダークイエロー車輌用)を使ってウオッシングします。墨を入れたい箇所にだけ筆を柄ってスミ入れ塗料を塗り、さわっても落ちないくらいに乾かします。
塗料が乾いたら専用の溶剤を染ませた平筆で塗料を拭き取ります。キレイに拭き取っても隙間に塗料が残るので、これが墨入れとなります。またWASHはつや消しなので、全体にツヤが無くなります。
汚し
雨だれの跡を墨入れと同じくAKインターラクティブのストリーキング・グライムを使って描き入れます。適当に描いた後は、塗料が乾いたらウオッシュと同じく平筆で拭き取ります。うっすらと雨だれ跡が残ればOKですね。
OVMの金属部分にはさび色のピグメントを泥状に溶いて塗りつけ、乾いたら堅めの筆でこすって落とします。このときに下地に塗ったメタルカラーも擦れて金属光沢が出てくれます。
車体下の汚しとチッピング
車体下部を足回りと同じ様にテクスチャーペイントやピグメントを使って汚します。色味や調子が足回りと同じ様になるように注意します。まぁ、適当にやってもだいたい似てきますけどね。
スポンジとエナメル塗料を使ってチッピングを入れます。ポンポンと押すだけなのでついつい入れすぎないように注意します。人が手を触れる箇所や歩き回る箇所に入れるようにします。
完成!!
最後に車体にたまった砂埃を再現するために、足回りを汚したよりも少しだけ明るめに調色したピグメントを消毒用アルコールで薄~く溶いて入り隅に流します。アルコールを使うのは乾燥が早いからです。
アルコールが乾いたらクッキリと残った部分をアルコールでぼかしたり拭き取ったりして不自然にならないようにします。
これにて6号戦車(P)ポルシェティーガーの完成です。ポルシェティーガー系独特の組み立てにくい足回りだけなんとかすれば、後は作りやすいキットでした。あっ、そうそう、エッチングパーツは極力使わない方が良いです。クタクタで使い物になりませんからね。でもこれでまたタイガー戦車のコレクションが増えました。タイガーだらけです(笑)。
たった5輛だけ作られたポルシェティーガーです。世界初のハイブリッド戦車もなにかと使いにくかったらしいのですが、なにしろ70年も前の話ですからね、実用化されたというだけでもビックリです。ドイツってすごい国ですよね。これでソ連やアメリカのような人口や資源の多い大国だったら本当に世界を取っちゃったかもしれませんね。そんなことを考えながら作りました。
(全作品完成まで あと92)
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