6号戦車(P)ポルシェティーガー その6 足まわりの汚しと組立て
2013年9月3日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
転輪の塗分け
転輪のゴム部分を塗分けます。エレファント型(というかPタイガー型かな)の車輌の転輪は周囲のゴムの部分が薄く、おそらく中にサンドイッチになっていると思われます。初めて見たときはキングタイガーのような鋼製転輪(ゴムが転輪の内部に収められているか、もしくは無い)ものかと思ったのですが、説明書には周囲を黒く塗れと書いてあるので、やっぱりこの部分がゴムなんでしょうね。
たいした数では無いのですが、やっぱり手間が掛かることには違いなくて、実はこれだけで1日かかったのですが、それだけでアップするのもなんなので、もう少し工程を進めます。
後日追記:明日の記事を読めば分かるのですが、この転輪の周囲を黒く塗るのはドラゴンの間違いでして、塗分けの必要はまったくありませんので御注意ください。
汚し
汚しのベースは前作からタミヤのテクスチャーペイントのダークアースを使っています。中に砂が練り込んであるので、部分的に盛り上がってくれるのがいいですね。ピグメントではこうは行きません。
テクスチャーペイントが固まったらその上からピグメントを使って汚します。使ったのはMIGピグメントのドライマッドをベースにダークマッド、ヨーロピアンアース、ミリタリーピグメント(モデルカステン)のコンクリートライクです。
泥状のピグメントをこすりつけたり、たたいたり、乾いたらこすって落としたり、溶剤を垂らしてシミにしたりと、やりたい放題で汚します。机の上も汚しまくりなので家内にしかられまくりです(;^ω^)
履帯も同様に汚しておきます。少し湿った感じにしたかったのでダークマッドの量を多めにして暗い色にしています。
テクスチャーペイントは乾くと取れなくなるので、柔らかいうちに接地部分からは拭き取っておきます。接地部分は最終的には堅い筆でこすってピグメントも落とし、下地のメタルカラーの金属光沢を出させます。銀ブラシはしません。
転輪も同様に汚しておきますが、高速で回転する転輪にはあまり泥(テクスチャーペイント)はこってり付けません。
足回りの組み立て
準備ができたら組み立てます。履帯の向きを間違えないように取り付けます。今回は転輪を全部先に付けておいてからの方が作業がしやすかったですね。
起動輪が付いたら、泥かきをピンセットでつまんで隙間から入れて接着します。なかなかの難作業でした。泥かきはキレイな状態で塗装されたままですから、余っているピグメントを溶いて塗りつけました。
履帯を転輪に接着したら、最後にフェンダーを取り付けます。やっぱり履帯とフェンダーの間のクリアランスはほとんどありませんね。この作業方法が正解だったかもしれません。今までで一番楽に組み立てられました。
それにしてもポルシェタイガーの足回りは悩ましい・・・
やっぱりベルト式履帯がいいですね。
ちなみに裏側はこんな風になっています。汚らしいですね。まぁ、不整地を走る戦車ですからこれくらいは汚れるでしょうね。
このまま足回りをつけたまま組み立て作業に入ります。太い履帯で丈夫そうなので大丈夫かとは思いますが、壊さないように慎重に進めなければいけませんね。
(全作品完成まで あと89)
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