アメリカ・2.5t6×6カーゴトラック その2 組立て完了
2013年9月16日
Category : AFV アメリカTags : GMCトラック
キャビンの組み立て
タミヤのキットですからね、サクサクと組み立てを進めます。説明書にわかりにくいところもなければ、パーツの合いの悪いところもありません。鼻歌交じりに形にしていきます。
エンジンの両サイドは箱絵にならって開けっ放すことにしてみました。せっかくエンジンも作りますからね、そういった運用をされることもあったのなら見栄えがします。
フィギュアはキットに付属のドライバー君です。なぜかニッコニコの笑顔です。今回は登場人物は彼一人です。
レバー類もすべて組み付けてしまいました。ほとんど塗り分けの必要が無いので、このまま一気に塗装です。ただし、ダッシュボードだけは多少の塗り分けとデカール貼りがありますから、このパーツは未接着です。それでもキッチリはまっているところがタミヤですよね。
紙創りのディテールアップパーツ
紙創りのディテールアップパーツを取り付けてみます。エンジングリルはそれはそれは素晴らしい出来です。フォトエッチングでは細くなるだけで無くペラペラになってしまいますが、レーザー加工の圧縮紙は細かなディテールとしっかりとした厚さを両立させています。
版権の問題なのか『GMC』のエンブレムがタミヤのキットでは省略されていますが、紙創りのオプションパーツにはちゃんと入っていました。そういえばキットの名前もGMCってトラックって言いませんもんね。前に作ったオペルブリッツもキット名からオペルブリッツの名前は消えていますし、エンブレムもツルンツルンでした。このあたりはモデラーにはガッカリな部分なんですが、しかたがないんでしょうね。
フロントウインドウの金具とか、ドライバーの横のベルトなども紙で精密に作られています。ベルトは水で濡らして柔らかくしてまげることもできるそうですが、これくらいでしたらそのまま指で曲げることもできました。
荷台
荷台も組み立てます。以前ドイツの6輪トラックを作ったときは荷台の内側に押し出しピンの跡が目立ってまいったのですが、今回はそんなことも無く、目立つところに押し出しピンの跡が無いので助かります。木目の上では修正ができませんからね。
紙創りのパーツはこんな極細チェーンも入っていました。ほどよい厚みがいいですよね。
アクセサリー
アクセサリーセットに入っていた機関銃を作ります。実際にはこの機関銃の銃座を付けていた車輌の方が少なかったのでしょうが、やっぱりあった方がカッコイイですからね。
荷台にはドラム缶を満載します。200Lのドラム缶が18本乗ります。使ったのは連合軍車輌アクセサリーセットを使いました。ただこのセットはドラム缶以外にもさまざまなバッグやジェリカンが入っています。大量輸送作戦の車輌に雑多な荷物は似合いません。
1輛ごとに同じ物を大量に積載している方がそれらしいですよね。そこで、以前タミヤのジャンクコーナーで80円くらいで購入した『情景用ジェリカンセット』のドラム缶を使いました。多少ディテールが足りないのですが、コストパフォーマンスは最高です。
組み立て完了
これにて組み立て完了です。塗装の便宜を考えてエンジンの補機やOVMなどは取り付けていませんし、キャビンや荷台、タイヤも取り外しできるようになっています。
前にも書いたように、組み立てはなんのストレスも無くサクサクと進みました。もしかしてドラム缶の整形が一番手間だったかもしれませんね。数がある上に、古い金型なので多少合いが甘いところがありました。
(全作品完成まで あと92)
はじめまして。
最近、見始めました。大変、参考になります。
今回の「紙のエッチングパーツ」なのですが、こちら(川崎市川崎区)では、手に入りません。
売っているとこを知りたいです。
ただし、電気工事などで「ローバル(高圧配線等の雨水漏れを防ぐもの)」を使っていますが、なにか他の使い道が無いのかもご教授いただければ幸いです。
突然で失礼しますが、宜しくお願いします。
島田さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
紙造りですが、私もイベント会場で購入したものなので、近くで常時売っている店は知りませんし、さらに関東地方のお店に関してはお店の名前すら知りません。
販売店のお問い合わせはメーカーにしてください。メーカーのサイトにはネットショップもあるようですよ。
http://www.kamizukuri.jp/
それとローバルというものもそもそもどんなものかも知りません。頼りない返事で申し訳ありませんが、電気工事は専門外ですのでご理解ください。