プラモ日記番外編 メロン熊ディテールアップ
2013年10月21日
先週の土曜日、娘にせがまれて滋賀県の彦根市で開かれた『ご当地ゆるキャラ博』に行ってきました。娘達は全国から集まったゆるキャラと写真を撮るのに夢中で、お父さんはクタクタ。そんななか衝撃的なモノを目撃しました。
どうやらみんな知っている有名なゆるキャラ(なのか?)なんだそうですが、始めて見た私はしばらく目が点になってしまいました。こいつが観客に襲いかかっているんです。小さな子どもは泣き出すしまつで、そりゃもう大変なさわぎです。
ですがこの特異なキャラクター、そののぼりなどのプロモーショングッズも秀逸で、お店で売られているキャラクターグッズのデザインも私のツボをストライクで突いてきました。どうしてこんなことを思いつくのでしょうか。200体以上のゆるキャラがあつまる会場で最高に目立っていたことだけは事実です。まぁ、売り上げは知りませんが・・・
ゆるキャラがご当地の宣伝のためであるのなら、これは大成功ですね。まぁ、イメージアップになるかどうかはともかく(;^_^A
そこでこの磁石になっているマスコットを購入しました。でもどことなく違うんですよね。いや、そうとう違うかも・・・
最初はとても気に入っていたのですが、実物の写真と見比べると少々不満が出てきました。そこはモデラーの性です、さっそくディテールアップに挑戦します。
スケールモデルでもないのに、ディテールアップもないもんですが、それはもう雰囲気重視ってことですね。
一番違うのは目玉ですね。真っ黒はいけません。やっぱりメロン熊の目はイッチャッてないとだめなんです。こんなカワイイワンちゃんみたいな真っ黒な目はダメです。そんなわけで一度真っ白に塗ります。後で瞳を描き込みましょう。
次は手足です。本来なら毛むくじゃらでなければいけないのですが、メロンの肌と同じマスク模様になっています。制作の経費削減なんでしょうか。メロン熊の公式サイトでは「リアリティがこだわり」と書かれていたのにこれはいけません。また耳の後ろも型抜きの関係で真っ平らです。
そこでエポキシパテ(ミリプット)を使って、戦車のツィンメリットコーティングと同じ様に、もう一枚皮をかぶせて毛並みのモールドを付けました。
着色です。目玉は白目をたくさん出すとイチャッテル感じになります。ちゃんと血走らせてあります。爪や鼻の頭も体とは違う少し明るいグレーです。また耳の中も明るい茶色で塗りました。
実は一番ダメダメなのはこのメロンのマスク模様なんですよね。夕張メロンの網目はこんな溝が割れたタイプではなく、血管が浮き出たような大柄な網目で、これがメロン熊の狂気をより駆り立てています。ですがさすがにそこまでやると作り直しに近い作業となるので、ここまでとしました。
いやはや、それにしてもビックリですね。未だに笑いが止りません。
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