フランス軽戦車・ルノーFT鋳造砲塔 その6 塗装
2013年10月14日
Category : AFV フランスTags : ルノーFT
サフ吹き、影吹き
下地の色をそろえるためにまず全体にサフを吹きます。金属パーツ部分はあらかじめガイアのマルチプライマーを筆塗りしておき、その上から全体にガイアの普通のグレーのサフを吹きました。
影になる部分に影色として自作のチャコールグレーを吹きます。小さな戦車ですから半分以上は真っ黒になりました。可動式のサスペンションはあちらこちらが動くので、なかなか全部を塗りつぶすのが大変でした。もともとこのあたりは全部同じ色で塗るところなので、塗装してから組み立てたほうが良かったかもしれませんね。
作業手順はいつも同じやり方をしているのですが、作るキットによって臨機応変に変えるとよりよくなりそうです。こんなことに後から気づくなんてまだまだです。
一色目(グリーン)
まずは1色目のグリーンです。使ったのはタミヤのXF-58のオリーブグリーンです。これをラッカー溶剤で溶いて吹きます。ラッカーで溶くのはエアブラシで吹きやすくなるからです。
車体の下70%ほどと砲塔の天板、主砲がこの色になります。
2色目(イエロー)
続いて2色目のイエローはクレオスのNo.39ダークイエローです。箱絵ではかなり濃いめでカーキに近いくらいのイエローだったので、瓶のままのダークイエローをそのまま使いました。
1色目のグリーンがタミヤ製なのでどツヤ消しなのに対し、イエローはクレオスなのでそれほど強いツヤ消しではありません。このままではツヤにかなりの差があるので後で調整が必要ですね。
3色目(ブラウン)
3色目のブラウンは箱絵では少し赤みのある濃い茶色なので、クレオスのNo.29艦底色を使いました。イメージとしては小豆色なのですが、手持ちにこの色があったので使いました。艦底色は船用の塗料なので戦車用の塗料に比べてもさらにツヤがあります。こちらも調整が必要です。
実はこの車輌の迷彩塗装は境界がくっきりと塗分けられているようです。このようにマスキングもせずにエアブラシで適当に塗分けただけでは境界がぼけています。これを筆塗りで修正するのですが、濃い色が吹きこぼれているのを薄い色で修正するのはキレイにできないので、ブラウンとイエローの境界をもう一度イエローを吹いてぼけ足の方向を逆向きにしておきます。これで塗料がしっかり乾いて筆で上塗りができるようになったら、筆塗りで修正をかけます。
(全作品完成まで あと92)
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