フランス軽戦車・ルノーFT鋳造砲塔 その8 フィルタリングとスミ入れ
2013年10月16日
Category : AFV フランスTags : ルノーFT
フィルタリング
いつもはエアブラシで面による明暗をつけるのですが、今回は小さくてやりにくかったことと、3色別々に色を用意するのが面倒だった(オイオイ)ので、流行の(そうなのか?)フィルタリングとやらをやってみました。
まずは色々な色の油彩を点々と塗って溶剤でぼかしてみます。あまり代わり映えがしませんね。なかなか難しい・・・
次に白や薄いグレーを光の当たる場所に置いて少し明るくしてみます。なんだか薄汚くなっただけです。まぁ、戦車だからいいのか・・・
なかなか思ったような効果が得られません。やっぱり私にはいつものグラデーション塗装の方が向いているようです。でも諦めてはいけませんね。これからも小型の車輌を作る事は多々あるでしょうから、その時また勉強です。
スミ入れ
一度ラッカーの半ツヤクリアでオーバーコートして油彩を保護します。油彩は乾くのが遅いので、もちろん1日以上放置してからオーバーコートです。
クリアが乾いたら次は墨入れです。明るい色が溝や隅に残ってしまっていて不自然なので、今度は黒い色でちゃんと墨入れしてやります。昔この順番を逆にやってしまい、とんでもなく変な仕上がりになったことがあります。よく考えればあたりまえですよね(;^ω^)。
スミ入れ塗料はいつものタミヤのダークブラウンです。結構お気に入りです。もう少し濃いと言うことないのですけどね。
実は拭き取り後の写真を撮影するのを忘れていました。塗ったスミ入れ塗料がさわっても取れないくらいに乾いたら、溶剤を染ませた筆で拭き取りました。
OVMの塗分けとハッチの接着
OVMとマフラーを塗分けます。スコップとつるはし(スコップの奥にあります)は別で塗装して取り付けました。このタイミングまで塗らなかったのは、何度もクリアのオーバーコートをするので質感が変わってしまうのがいやだからです。
砲塔のハッチとドライバー用のハッチは開いた状態で固定しました。せっかく作った中が見えなくなるのは悲しいですからね。そしてエンジンデッキのハッチは閉じた状態で接着したのですが、エンジンデッキはまるごと取り外せるようにしてあります。後ろのハッチだけを開けても変速機や操舵装置は見えなくなりますから、まるごと取れるようにしてあります。
(全作品完成まで あと92)
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