8.8cmFlak41搭載試作対空自走砲4c型 その2 車体上部の組立て
2013年10月26日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車8.8cmFlak41
車体の上部を組み立てます。大きな車体上部のパーツは非常に薄く成型されており、裏側が透けて見えるほどです。この精密かつ大きなパーツは設計通りならバッチリと合うはずなのですが、この手の薄くて大きなパーツは箱の中で変形してしまうことが良くあります。私はそれが心配で購入してから気になっていまして、とにかくこの段階を早くやっつけてしまいたいと思っていました。
まだ発売されてからほんの4~5ヶ月ってところなので、パーツのゆがみもほとんどなく、端から接着剤を流しながら押さえ込んでいけば、隙間無くピッタリと組み上がりました。もしこのキットを在庫されている方がお見えでしたら、早く作られることをお勧めします。
読者の tomboy07 さんから貴重な情報を頂きました。 tomboy07 さんはすでにこのキットを作られていて、注意箇所などを教えていただけたんです。この右の写真の赤丸の中のボルトはEbランナーから切り出すように説明書には書かれているのですが、そんなパーツはどこにもなく、手持ちのWAVEのボルトを使いました。ちょっと大きかったかもしれませんね。
他にも tomboy07 さんからはたくさんの情報を頂いています。前回の記事のコメント欄を読んでいただければわかりますが、追々制作記の中でも提供させていただきます。
ジャッキも非常によく出来ていて、ジャッキを持つための取っ手も別パーツになっています。この取っ手はドラゴンでさえ、タミヤのように板になっていて中が抜けていないのですが、ブロンコはちゃんと取っ手の形になっています。ここは気が向いたら真鍮線などで作り替えているディテールアップ箇所なのですが、しっかりと素組みでやられてます。
右の写真ではボッシュライトの後ろの取っ手もエッチングパーツになっています。ここもタミヤなのでは完全に無視、ドラゴンではたまにプラパーツでモールドされている程度ですが、ブロンコは極小のエッチングパーツです。これが完成までここに付いていてくれるか不安です(;^ω^)
このボッシュライトの後ろのエッチングパーツですが、説明書ではPa20となっていますが、実はPa19です。そして反対側にあるバールの押さえがPa20(説明書ではPa19となっています)なんです。まぁ、これはよく見ればわかりますね。
運転席と無線手席の窓のバイザーなんですが、この車輌ではこのように開くそうです。これで本当に前が見えるのか心配ですが、たしかにその前の装甲板に跳ね返った縦断が窓に飛び込んでくるのを防ぐ効果はありそうですね。
後日追記 : tomboy07さんからの写真で判明したのですが、説明書が間違っていました。この運転席の窓の蓋は上下逆です。
(全作品完成まで あと90)
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