8.8cmFlak41搭載試作対空自走砲4c型 その5 揺架の組立てと砲架の加工
2013年10月29日
Category : AFVTags : 4号戦車8.8cmFlak41
揺架の組み立て
揺架を組み立てます。砲はスライドするように作れるのですが、塗装の時に余分な気を遣わなければいけなくなるので、私はいつも固定してしまいます。砲弾を発射した瞬間以外は砲は一番前の位置にいますからね。
今までAFVクラブの大砲のキットが一番クレージーかと思っていたのですが、このブロンコに比べればあんなのは正常そのものです。なんでここまで・・・というほど細かなパーツだらけです。
砲架の加工
揺架の一番後ろにはなにやらベルトかワイヤーの束のようなものが付いており、それが砲の両サイドにある箱の中につながっているようです。その箱の前にはローラーもあります。
ベルト(ということにしておきます)は箱の中で巻き取られて砲を俯仰させるんでしょうね。でもキットではこのベルトは砲が丁度中間の位置にある長さで作られており、一番水平になったときは箱まで届きませんし、逆に高い確度まで起こそうとすると箱にベルトがぶつかって砲を持ち上げることができません。このことは読者の tomboy07 さんより教えていただきました。
そこで tomboy07 さんにならって、前の箱に穴を開けることにしました。実際の砲架でもこの位置に穴が空いていてベルトを巻き取っていますが、そのスリットはベルトの厚み程度です。ですが、カチカチの板状のベルトを差し込まなければいけないため、無理の無いように少々広めにスリットを切り取りました。
左の写真は右側の砲架ですが、この赤丸で囲ったパーツは例のベルトを押さえる部品なんですが、説明書には取り付けの指示がありません。反対側はB19なんですが、これはC32です。これも tomboy07 さんに教えていただいたのですが、よくまぁあれだけ細かいパーツがうじゃうじゃ付いたランナーから見つけられてものですね。なにしろ反対側とはまるで違うランナーにあるんですから。ほんと情報に感謝感謝です。
無事高い確度まで仰角をつけることができました。やっぱり高射砲はこうでなくっちゃね。
(全作品完成まで あと90)
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